科目名[英文名]
プログラミング   [Computer Programming]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 022356
責任教員 [ローマ字表記]
三浦 俊明   [MIURA Toshiaki]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
本授業科目は非常勤講師である三浦俊明が担当します。このシラバスは担当教員により、講義の都合上変更されることがあります。

【目的】
基礎的なプログラミング手法に関して、実際に簡単な数値計算プログラムを作れることを目的とし、科学技術計算の分野で主として使用されているC及びC++言語の基礎知識の習得を目的とする。

【概要】
Society 5.0構想のもとで、プログラミングとは何かを非情報系の学生が習得し、使いこなすことが重要視されています。化学系の学生においても例外ではなく、プログラミングの基礎的習得は非常に重要です。本講義では基礎的なプログラミング手法に関して、毎回の講義の中で、実際に簡単な数値計算プログラムを作りながら学習します。複雑な文法事項は概要のみの説明にとどめ、数値計算に必要な基本的部分だけをとりあげて学習します。

本科目は、応用化学科カリキュラムにおいて、「専門基礎科目」の「数学・情報」に区分されます。
到達基準
(1) 基礎的なプログラミング手法を習得していること
(2) 繰り返し文および条件分岐文を活用したプログラミングができること
(3) 学習知識を活かして化学に関連した応用プログラムが作成できること

本学科のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
以下のように講義と演習を行う。

第1回 本講義のガイダンスとソフトウエアの基本操作
第2回 C言語プログラムの基本構造、データ型分類、入力と出力
第3回 関数と簡単な数値計算
第4回 条件分岐文
第5回 繰り返し文
第6回 配列、ファイル入出力
第7回 関数とクラス その1
第8回 文字と文字列の取り扱い
第9回 関数とクラス その2
第10回 応用(1)乱数の利用
第11回 応用(2)微分方程式
第12回 応用(3)積分
第13回 プログラミング総合演習(その1)
第14回 プログラミング総合演習(その2)
第15回 まとめ
定期試験
履修条件・関連項目
プログラミング可能なPCを各自準備すること。
授業時間に加え,指示された資料などを参照し,本学の標準時間に準ずる予習と復習や調査を行うこと。
テキスト・教科書
第1回講義の際に指示するので各自準備すること。
参考書
第1回講義の際に指示するので各自準備すること。
成績評価の方法
オンライン教育における成績評価方法は,すべての出席を前提とし,双方向性を利用した学習意欲,小テストおよび課題,オンラインテスト等を総合的に評価し,本学が定める標準的な学修時間に相当する学修効果が認められる場合に単位を付与します.

評価の割合:平常点20%,総合課題30%,定期試験50%.授業で扱った内容を理解し,説明や実行できることが評価のポイントとなります.

総合評価により以下の基準で単位を付与します.S: 90点以上,A:80点以上90点未満,B:70点以上80点未満,C:60点以上70点未満.

成績分布:2020年度 S(24%); A(32%); B(32%); C(11%); D(1%)
教員から一言
化学工業においてもプログラミングの重要性は高まり、創薬や有機合成手法へのAIの導入など、コンピュータと化学の接点は非常に大きな領域になりつつあります。この講義では簡単な数値計算を行うためのプログラミングが自作できるようになってほしい。
キーワード
プログラミング、C言語 C++
オフィスアワー
非常勤講師のためなし
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/03/26 14:42:33