科目名[英文名]
工業熱力学   [Engineering Thermodynamics]
区分	工学部専門科目	選択必修		単位数	2
対象学科等		対象年次	2～4	開講時期	3学期
授業形態	3学期	時間割番号	022459
責任教員 [ローマ字表記]
櫻井 誠   [SAKURAI Makoto]
所属	工学部	研究室		メールアドレス

概要

熱力学基礎で、熱力学第一法則、第二法則についてそれぞれ概念、方法論について学んだが、本講義では実際の場面で工学的にどのように応用するかを学ぶ。また、各種熱機関、サイクルの熱力学的評価方法についても学習する。

到達基準

実在気体の扱いを理解する。 閉じた系、開いた系のエネルギー収支がとれるようになる。 閉じた系、開いた系のエントロピー変化を計算できるようになる。 サイクルの変化を理解する。

授業内容

講義、演習は以下の予定にて進める。 １．ガイダンス、非流れ系のエネルギー収支 ２．流れ系のエネルギー収支 ３．理想気体状態変化１　理想気体状態変化２ ４．熱力学第二法則、状態線図 ５．サイクル、熱機関、ヒートポンプ :熱機関 ６．サイクル、熱機関、ヒートポンプ :冷凍機とヒートポンプ ７．総括 　　中間試験 ８．実在気体の扱い　蒸気表、乾き度 ：実在気体と状態線図 ９．実在気体の扱い　蒸気表、乾き度 ：実在気体による解析 １０．ガスサイクル ：ガスサイクルの基礎 １１．ガスサイクル ：ガスサイクルの例 １２．蒸気サイクル ：ランキンサイクル １３．蒸気サイクル ：冷凍サイクル １４．燃焼 １５．総括 　　　期末試験 都合により講義、演習の順番を入れ替える場合がある。 試験の実施法はオンラインを予定

履修条件・関連項目

化学基礎を履修していることが望ましい

テキスト・教科書

やさしく学べる工業熱力学，中島　健　著，森北出版(株)

参考書

演習化学工学熱力学　大竹伝雄、平田光穂共著，丸善 アトキンス著　アトキンス物理化学（上）　第８版，東京化学同人 その他、工業熱力学関連の参考書

成績評価の方法

中間試験50%、最終試験50%として総合評価 講義への出席率が７０％に満たない者は期末試験の受験資格が与えられないので注意すること。

教員から一言

熱力学基礎で学んだ熱力学の概念を実際のプロセスにいかせるように演習を通して学んでほしい。そのためにも予習、復習をきちんと行なってほしい。

キーワード

熱力学第二法則，エントロピー，各種サイクル

オフィスアワー

オフィスアワー：毎週月曜日午後１時から２時、場所：工学部４号館３１９号室

備考１

Google classroom のクラスコード：owjdesf 講義の進め方の詳細はclassroomを通して連絡します

備考２

参照ホームページ

開講言語

日本語

語学学習科目

更新日付

2021/09/22 14:18:17