科目名[英文名]
バイオプロセスエンジニアリング   [Bioprocess Engineering]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 023165
責任教員 [ローマ字表記]
養王田 正文   [YOHDA Masafumi]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
バイオテクノロジーは食品や医薬品などの様々な物質の生産に大きな役割を果たしている。研究室での実験をスケールアップし、工業レベルでの生産技術を確立するためには様々なノウハウが必要である。その基盤となる生物工学に関する基礎知識を与えることが本講義の主な目的である。講義の内容は、微生物の特性から流体力学まで多岐にわたるが、実例を交えることにより、実際の工業のつながりが分かるように説明する。
本科目は、実務経験のある教員による授業である。担当教員は企業におけるバイオテクノロジー開発研究に携わった経験がある。その経験を基に、バイオテクノロジー産業に関わる人材に求められる内容の講義に加え、企業における実例や実体験などを題材とした議論を行う。
到達基準
1. 生物化学工学の基礎 (量論、速度論、固定化酵素、バイオリアクター)を習得する。
2. バイオプロセスに関する最先端の情報を知り、理解する基盤を構築する。
3. BioMEMSに関する最先端の情報を知り、理解する基盤を構築する。
この科目はディプロマポリシーの観点Bに対応づけられている。
授業内容
第1回 4月12日 Introduction 川野
第2回 4月19日 マイクロ微細加工とそのバイオ応用 川野
第3回 4月 26日 BioMEMS:MEMS技術の基礎 川野
第4回 5月10日 マイクロ流体技術の基礎 川野 
第5回 5月17日 BioMEMSの応用1 川野 
第6回 5月24日 BioMEMSの応用2 川野
第7回 5月31日 BioMEMSの応用3 川野
第8回 6月7日 バイオプロセスの実際 養王田
第9回 6月14日 生物工学量論 養王田
第10回 6月21日 移動速度論 養王田
第11回 6月28日 細胞の反応速度論 養王田
第12回 7月5日 バイリアクター 養王田
第13回 7月12日 固定化生体触媒 養王田
第14回 7月19日 バイオセパレーション 養王田
第15回 7月26日 まとめ
履修条件・関連項目
生命工学I、分子生物学Iなどの基礎知識を必要とする。
テキスト・教科書
資料を配布する。
参考書
生物化学工学 第3版(講談社サイエンティフィック)
成績評価の方法
レポートと試験で評価する。
教員から一言
基礎から応用まで幅広い分野について講義する。生命工学に関する研究や技術開発を行うのに必須な内容を盛り込んでいるので、多くの学生の主体的な受講を希望する。
キーワード
生物化学工学、バイオリアクター、バイオ医薬、固定化酵素、BIOMEMS
オフィスアワー
月曜日 2時間目
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/04/10 10:18:57