科目名[英文名]
数理最適化   [Mathematical Optimization]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 023681
責任教員 [ローマ字表記]
宮代 隆平   [MIYASHIRO Ryuhei]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
本講義では、数理最適化の基本を講義する。
数理最適化とは,現実世界に現れる様々な問題を,数理的に分析およびモデル化を行い,数学・確率・アルゴリズムなどの技術を用いて,効率的に解くための学問分野である.
そのためには,数理的な知識だけでなくプログラミングやアルゴリズムの技術も必要とされる.
講義に際しては、座学での知識の教授と演習問題ならびに定期試験を実施することで、アルゴリズムに関する知識と理解をより確実なものとする。

授業に関する連絡は,Google Classroomで行いますので,履修者は必ず登録してください.
クラスコードは「 xjylyuh 」です(4文字目は小文字のエル).
到達基準
- いくつかの問題に対して(試行錯誤/勘/経験の必要無しに)良い解を出す手法を導くことができる
- 問題を数理的にモデル化し,またそれを解いて最適な解を求めることができる
- 本科目のディプロマ・ポリシーの観点は履修案内のカリキュラムマップを参照してください
授業内容
第1回 数理最適化とは何か
第2回 安定マッチング問題
第3回 スケジューリング,PERT
第4--6回 線形計画法
第7回 数理モデル,中間試験
第8回--第11回 整数計画法
第12回 信頼性工学
第13--14回 待ち行列
第15回 まとめ
定期試験
履修条件・関連項目
知能情報システム工学科の2年次までに開講されるプログラミングの講義および演習で扱う程度のプログラミング能力が望ましい.
また,微分積分,線形台数,数理統計学,アルゴリズムの基礎的な知識を有すること.
授業時間30時間に加え、授業で配布する教材や後述する参考書を使って本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
配布資料を使用する。
参考書
- 入門 オペレーションズ・リサーチ
 松井・根本・宇野,東海大学出版会,2008.
- オペレーションズ・リサーチ
森・松井,朝倉書店,2004.

成績評価の方法
講義中に適宜、演習問題で知識の確認を行う。
学期の中間に行われる中間試験(35%),レポート(20%)および定期試験(45%)により評価する。

追記:
オンライン教育における成績評価方法は,全ての出席を前提とし,
双方向性を利用した学習意欲,小課題等を総合的に評価し,
本学が定める標準的な学修時間に相当する学習効果が認められる場合に単位を付与します.
評価の割合は以下の通りです.
中間テスト35%,期末テスト45%,課題レポート20%で評価します.
教員から一言
本来,数理最適化とは「数理計画法」と呼ばれている(いた)分野のことを指すのですが,本講義では広く「最適化」に関連する分野のトピックを扱う予定です.
キーワード
数理最適化,オペレーションズ・リサーチ
オフィスアワー
授業の前後,またはemailで予約を取ること。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/09/16 17:49:17