科目名[英文名] | |||||
情報工学特別講義(情報セキュリティ) [Dedicated Lecture on Information Engineering] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 4~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 025815 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
桑原 悟, 有馬 卓司 [KUWAHARA Satoru, ARIMA Takuji] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【目的】情報セキュリティは、特にインターネットが発達し今後も発展する社会においては、情報技術を学びこれを社会に役立たせるという観点で非常に重要な分野である。この講義では、この分野の基礎的な知識と、応用のための基本的な考え方を修得することを目的とする。 【概要】 この講義は、オンライン遠隔形式で行われる予定である。 この講義では、受講生は、まず情報セキュリティと社会との関わりについて学び、次に情報セキュリティの施策とその意味と必要性について学ぶ。そして、情報セキュリティ実現のための技術コンポーネントについての基本を学ぶ。 概ね毎回の講義において、成績評価には関係しないWebによる小問で重要なポイントを確認する予定である。 進展の速い分野であるので、既存書籍の教科書は使わず、各回で使用する資料(電子媒体)を、Webで配布する予定である。 【クラスコード】4s3xu7r 【その他】 本科目は、実務経験のある教員による授業である。担当教員は、製造業においての情報セキュリティ関連の社内展開の経験を有し、コンサルティング企業においての情報セキュリティ関連のコンサルティング業務の経験を有する。 |
到達基準 |
情報セキュリティと社会との関わりを理解し、説明できる。 情報セキュリティ施策とその意味と必要性を理解し、説明できる。 情報セキュリティ実現のための技術コンポーネントの基本について理解し、説明できる。 |
授業内容 |
01 授業ガイダンス/インターネットとビジネス 02 組織と情報セキュリティ(IT社会における組織の置かれた状況) 03 組織と情報セキュリティ(情報セキュリティポリシ) 04 リスクマネジメント(リスク分析) 05 リスクマネジメント(リスク分析 続き) 06 リスクマネジメント(リスク対応) 07 情報セキュリティ技術(1)(ファイアーウオール) 08 情報セキュリティ技術(2)(ファイアーウオール 続き) 09 情報セキュリティ技術(3)(ファイアーウオール周辺技術,サーバのセキュリティ設定) 10 情報セキュリティ技術(4)(負荷分散と冗長化,認証,パスワード管理,その他) 11 情報セキュリティ技術(5)(コンピュータウイルス対策) 12 情報セキュリティ技術(6)(暗号化とその応用) 13 情報セキュリティ技術(7)(PKI:公開鍵技術基盤) 14 狡猾なサイバー攻撃/(Webによる)定期試験の説明 15 補足,まとめ及びWeb試験(成績評価の方法参照) ※備考1の欄を参照のこと |
履修条件・関連項目 |
授業各回の授業の予習としては、その表題に関して、インターネットや書籍などから得られる信頼できる一般的知識を得るようにして下さい。 復習としては、配布する授業資料その他で授業の内容を再確認してください。 |
テキスト・教科書 |
各回の教員作成の資料を電子媒体で配布する予定です。 |
参考書 |
成績評価の方法 |
基本的に最終回のWeb試験100%で評価します。(コロナ禍で考慮すべき理由がある履修者に対しては、個別にレポートとする場合もあります。) |
教員から一言 |
この授業は、所謂ハッカーやクラッカーを養成するものではありません。将来、健全な研究者、技術者、管理者となるために、情報セキュリティについて、バランス良く学んで欲しいと思います。 |
キーワード |
情報セキュリティ,情報資産,脅威,ぜい弱性,リスク |
オフィスアワー |
備考1 |
受講者の理解の程度により,授業の順番及び内容を調整することがあります。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/09/22 10:38:24 |