科目名[英文名]
生物生産科学特論Ⅱ   [Special Lecture on Agricultural Production Sciences Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 2学期 
授業形態 2学期  時間割番号 05ac0012
責任教員 [ローマ字表記]
金勝 一樹, 鈴木 栄, 肥塚 信也, 菅野 明   [KANEKATSU Motoki, SUZUKI Sakae, KOIZUKA Nobuya]
所属 農学部 研究室 6-406  メールアドレス

概要
本講義は、2学期に行われるの菅野 明先生(東北学院大学・准教授)の講義と、肥塚信也先生先生(玉川大学・教授)の講義の2部構成からなる。また本科目は、生物生産科学コースの専門科目に区分される。

菅野先生の講義:
「高等植物における花器官形成機構」というテーマで、植物の花の構造と多様性を分子生物学的に理解することを目的とし、最新の研究成果を交えながら概説する。

肥塚先生の講義:
「高等植物における細胞質ゲノムと核ゲノムの相互作用による形質発現」

到達基準
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/

菅野先生の講義
高等植物における花器官形成機構の理解することができる。

肥塚先生の講義
植物育種におけるオルガネラゲノムの重要性について理解することができる。
授業内容
菅野先生の講義
日時:9月3日
オンラインで実施(詳細はクラスルーム参照)

以下の3部構成で行う。
1.花の構造とABCモデル
2.花の構造はどのように説明できるか?
1)双子葉植物
2)単子葉植物(ユリ、チューリップ)
3)単子葉植物(ラン)
3.遺伝子重複と花の進化


肥塚先生の講義
日時:9月2日
オンラインで実施(詳細はクラスルーム参照)

植物オルガネラ遺伝子の構造及び遺伝子発現機構について新たな知見が得られている。これらを概説し、ミトコンドリアゲノムと核ゲノムの相互作用について細胞質優性不稔を例として考察する。また,高等植物のDNA修復機構及びゲノム編集の知見も整理し、植物科学、植物育種の今後の展望を考察する。
履修条件・関連項目
授業時間の15時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる45時間以上の予習と復習を行うこと。

テキスト・教科書
菅野先生の講義
プリント(あるいはPDFファイル)を配布する。
肥塚先生の講義
プリント(あるいはPDFファイル)を配布する。
参考書
成績評価の方法
菅野先生の講義
主体的な講義参加度(30%)および講義後のレポート(70%)をもって評価する。

肥塚先生の講義
主体的な講義参加度(50%)および講義後のレポート(50%)をもって評価する。
教員から一言
キーワード
菅野先生の講義: 花器官・ABCモデル・双子葉植物・単子葉植物、  肥塚先生の講義:ミトコンドリア・細胞質優性不稔・ゲノム編集
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/08/27 16:11:52