科目名[英文名] | |||||
環境資源材料学Ⅱ [Ecomaterial Science Ⅱ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05ec0102a | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
高栁 正夫 [TAKAYANAGI Masao] | |||||
所属 | 連合農学研究科 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
研究に必要な基礎を醸成する専門科目に区分される選択科目である。 (1) 環境資源の研究開発に用いられる計測技術の基礎となる標準・基準,単位系,誤差論などについて講義する。 (2) 環境資源の研究開発に用いられる計測技術について,機器分析(主に分光法を扱う)の原理と応用,およびケモメトリックスによる解析技術を中心に講義する.先端技術として,レーザー分光についても触れる。 (3) 物質の性質を決めている分子間相互作用について,基本事項および発展事項(超分子化学,溶液)を講義する。 |
到達基準 |
(1) 標準・基準,単位系,誤差論について研究開発に有用なレベルまで理解し,説明できる。 (2) 環境資源分野における分光法について,原理と応用,実験データ解析法を理解し,説明できる。 (3) 分子間相互作用の本質を,物質理解に役立つレベルまで理解し,説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 http://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1.10月5日 序論,環境・資源・材料の計測に必要な知識や技術 2.10月12日 標準と単位 3.10月19日 誤差論(不確かさ) 4.10月26日 規格,バリデーション 5.11月2日 分光分析1-いろいろな光と分光法〜赤外分光 6.11月9日 分光分析2-赤外分光1 7.11月16日 分光分析3-赤外分光2 8.11月23日 分光分析4-近赤外分光とケモメトリックス1(基礎) 9.11月30日 分光分析5-近赤外分光とケモメトリックス2(応用) 10.12月7日 分光分析6-赤外分光法の大気計測への応用 11.12月14日 分光分析7-レーザー分光法 12.12月21日 質量分析法 13.1月11日 分子集合体の構造と物性1(分子間相互作用) 14.1月18日 分子集合体の構造と物性2(超分子化学) 15.1月25日 分子集合体の構造と物性3(溶液) |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
なし |
参考書 |
代表的なものを以下に掲載するほか,講義中に紹介する。 古川行夫ほか 赤外分光法 講談社 尾崎幸洋ほか 近赤外分光法 講談社 日本分光学会編 赤外・ラマン分光法 講談社 長谷川健 スペクトル定量分析 講談社 |
成績評価の方法 |
授業参加態度(毎回の小レポート+質疑応答など50%)および最終レポート(50%)によって評価する。 4回以上欠席した場合は,単位を与えない。 過去の成績 令和1年度 S:23%、A:62%、B15%、C:0%、D:0% 令和1年度開講科目 |
教員から一言 |
キーワード |
標準,単位系,誤差,規格,分光分析,環境計測,分子集合体 |
オフィスアワー |
火曜12:30-14:30.質問等に関しては,講義後あるいはメールにて対応する。面談希望の場合には,アポイントメントをお取り下さい。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/10/02 14:50:58 |