科目名[英文名]
環境社会関係学Ⅰ   [Social Studies in Environment Ⅰ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05sc0003
責任教員 [ローマ字表記]
吉田 央   [YOSHIDA Hiroshi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
経済学の基本的な考え方は、学生がどのようなテーマを選ぶにせよ知っておく価値があるものである。最初に教員が経済学の基本的な考え方を説明した後で、日本の環境問題等からテーマを選び、学生の報告に基づいてディスカッションを行う。
到達基準
(1)経済学的な考え方の基本を理解する
(2)経済学的な考え方を現実の問題に当てはめることができる
(3)適切な報告の仕方やディスカッションの仕方を学び、効果的な報告やディスカッションができる

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
最初に教員から経済学の基本的な事項を説明する。
(以下の内容は、多少変更されることがある)

第1回 この授業の概要(食品安全問題を事例にして)
第2回 第2次世界大戦後の日本の経済成長
第3回 経済成長と産業構造変化
第4回 主流派経済学の理論Ⅰ 消費者の理論
第5回 主流派経済学の理論Ⅱ 生産者の理論と市場メカニズム
第6回 ケインズ経済学の概要
第7回 マルクス経済学の概要
第8回 第2次世界大戦後の世界構造Ⅰ 東西対立(冷戦)
第9回 第2次世界大戦後の世界構造Ⅱ 南北問題

これ以降は、日本の環境問題からテーマを選び、学生の報告に基づいてディスカッションを行う。

【テーマの例】
・公害裁判(日本の裁判制度、公害裁判の論点、イタイイタイ病、新潟水俣病、熊本水俣病) 
・大気汚染問題と公害健康被害補償制度
・水資源問題(水利権のしくみ、ダム開発とその批判)
・グローバル化と地球環境問題(気候変動、生物多様性、遺伝資源など) 
・原子力 巨大リスクにどう対応するか
・農業と環境

最後に全体まとめを行う(具体的な内容は参加者と相談)
履修条件・関連項目
授業時間外の予習・復習の時間は、本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
授業中に指示する。
参考書
成績評価の方法
基本的に毎回小レポート(授業内容のまとめ)を提出し、その総合点による(1回あたり最大5点×15回=75点)。さらに授業中の態度(報告内容、発言内容)なども加味する(25点)。
教員から一言
基礎知識をしっかり身につけた上で専門研究に取り組んで欲しい。
キーワード
環境政策 公害 自然保護 経済成長
オフィスアワー
質問等があれば、授業時間終了後に受け付ける。事前にメール等で連絡してくれれば、それ以外の時間にもできるだけ対応する。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/04/08 6:51:14