科目名[英文名]
ゲノム情報解析工学特論   [Lectures on Genome Analysis Engineering]
区分 前期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 1060114
責任教員 [ローマ字表記]
養王田 正文, 篠原 恭介, 野口 恵一   [YOHDA Masafumi, SHINOHARA Kyosuke, NOGUCHI Keiichi]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
現在の生命科学の進歩と基盤はゲノム解析で築かれ、支えられている。ゲノム解析の進歩は様々な技術開発に支えられており、新しい技術を開発したものがリードしてきている。本講義の前半では、ゲノム解析の歴史と現状を紹介し、その解析技術の進歩と現状について詳細に解説する。さらに、ゲノム情報を利用した技術として、発現したタンパク質の同定や翻訳後修飾の解析などに用いられる質量分析法、遺伝子改変技術について紹介する。

クラスコード: 576jgtw
到達基準
ゲノム解析に関する基礎知識を習得し、その基盤となる技術を理解する。さらに、質量分分析技術、遺伝子改変技術の基礎を習得する。
授業内容
養王田
ヒトゲノム解析の歴史: ヒトゲノム解析の歴史と背景について解説する。
ゲノム解析技術の進歩:ゲノム解析を実現させた技術の進歩について説明する。
ゲノム解析の現状:ゲノム解析の現状を紹介し、今後の方向性について議論する。
DNAシークエンス技術の進歩:自動シークエンサー及びキャピラリーアレイDNAシークエンサーの開発について解説する。 
超高速DNAシークエンス技術:次世代DNAシークエンサーの技第3世代DNAシークエンサーについて説明する。
DNAシークエンスの未来:1分子シークエンサーなど、第3世代DNAシークエンサーの開発の動向について紹介する。

篠原
[1] 相同組み換えによる遺伝子ターゲッティング [2] ZINC FINGER, TALEN, Crisper-Cas,などの近年発展しているゲノム編集技術、によるノックアウトマウス作製技術とトランスジェニックマウスの作製技術を紹介する。これにより発生工学の発展の歴史的な経緯と最新の技術に関する基礎知識を習得する。

野口
ゲノム情報をもとに発現したタンパク質の同定や翻訳後修飾の解析などに用いられる質量分析法について講義を行う。前半はタンパク質やペプチドのイオン化法、質量分離法の原理について、後半はペプチドマスフィンガープリンティング法等によるタンパク質同定の実際について紹介する。
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
参考書
成績評価の方法
Report 100%
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
月曜日 2時間目
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/10/06 11:20:26