科目名[英文名] | |||||
先端生体解析特論 [Advanced Biological System Analysis] | |||||
区分 | 後期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 1080012 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
吉野 知子, MORI TETUSHI [YOSHINO Tomoko, MORI Tetsushi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
細胞は単一個体または集団レベルそして系統別で相互作用することで生物の疾患および健康に深く関与している。本講義では、微生物から動物細胞を対象とし、細胞を個体および集団レベルで解析するための最先端技術に関して、学術的知見と開発経緯を統合的に解説する。さらに、その内容について議論またはオープンディスカッション形式で行う。 |
到達基準 |
本講義では1)細胞の役割およびその相互作用機構に関する基礎知識を習得し、2)細胞解析における最先端技術を理解する。これらの得た知識を利用し、学術的な視点からオープンディスカッションできる能力を身につける。 |
授業内容 |
本講義では、担当教員及び外部の専門家により、単一細胞レベルから細胞集団で解析するための最先端技術に関して、以下のトピックスを中心に学術的知見と開発経緯を統合的に解説する。さらにその内容に基づいて、自分自身の研究と関連付けられるような研究調査とオープンディスカッションを行う。 ・細胞解析特論に関するイントロダクション ・微生物の相互作用機構および微生物検出技術(従来技術と傾向) ・細菌をターゲットとした検出・解析の最新技術 ・Lab-on-a-chip及びOrgans-on-a-Chipの開発経緯と最先端研究 ・シングルセル解析の先端技術:単一細胞分離及び核酸増幅技術など ・低侵襲ながんモニタリングを可能とするリキッドバイオプシーの技術開発状況 ・ゲノム医療の課題と展望 |
履修条件・関連項目 |
遺伝子工学、分子生物学、細胞生物学の基礎知識を習得していること。分子生物学の単位を取得していることが望ましい。 授業時間30時間に加え、講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
資料を適宜配布 |
参考書 |
成績評価の方法 |
講義内容に関するレポート、発表および質疑応答とそれを基にした討論への参加態度を評価の対象とする。 |
教員から一言 |
キーワード |
単一細胞解析、マイクロバイオーム、リキッドバイオプシー、ゲノム医療 |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/03/31 12:23:05 |