科目名[英文名]
食料安全科学特論I   [Safe food production Science I]
区分 一貫制専門科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次   開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 231013
責任教員 [ローマ字表記]
佐藤 令一   [SATO Ryoichi]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
授業はオンライン(Meetのライブ)で実施する可能性があります。その場合のURLはグーグルクラスルームで確認してください。
本講義は基礎専門科目である.授業では遺伝子組換え食品の安全性を考察し議論する.特に,「BT組換え食品」と呼ばれている,BT菌の殺虫性タンパク質の遺伝子を組換えた作物について,その使用実績,日本の登録の実情,国民感情とマスコミの対応,BT菌の安全性,殺虫性タンパク質の安全性,殺虫性タンパク質の性状解析などを通して,安全性を考察する.また、調査と議論を随所に織り込んで自己の考えを確立し説明できるようになることを目標として授業を展開する。さらに、授業時間と課題作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行ってもらう。
到達基準
「遺伝子組換え食品の安全性」は、社会科学と農学および工学の融合領域に位置する、生物システム応用科学府のディプローマポリシーに包含される領域の一つである。本授業では「遺伝子組換え食品の安全性」について、技術、人心、社会問題を理解し、説明できるとともに、世界における、あるいは時代における、必要性や危険性を含めて、「遺伝子組換え食品の安全性」に関する自己の意見を語れるようになることを到達基準とする。
本科目のディブロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
1)イントロダクション(遺伝子組換え食品の基礎知識)
2)遺伝子組換え食品と日本市民の感情
3)遺伝子組換え食品と日本市場
4)BT組換え食品
5)BT組換え食品を生んだ科学的背景
6)遺伝子組換えが生み出し得る出来事と遺伝子組換え食品の安全性
7)BT組換え食品の安全性
履修条件・関連項目
なし
テキスト・教科書
なし
参考書
なし
成績評価の方法
遺伝子組換え食品に関する知識の理解度とともに,自今の考えを確立して説明できるようになったかを、毎回のディベート(30%)と小テスト(70%)で問う。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
毎週金曜日10時30分ー11時
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~rsatolab/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/01/14 12:39:40