科目名[英文名]
グローバル特論Ⅴ(共通)   [Global Speical Seminar V (Common)]
区分   選択必修   単位数 0.5 
対象学科等   対象年次   開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 96019
責任教員 [ローマ字表記]
岩岡 正博   [IWAOKA Masahiro]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
令和3年 7月29日(木 )10:00〜 ハイブリッド授業(対面及びZoom)
教室は履修者に連絡します。

「日本の林業と林業工学」
● 森林利用学とは、森林の植栽・育成から、木材の収穫を経て、市場な
● どへ輸送されるまでの過程に加えて、バイオマスとしてのエネルギー利用まで含めた、木材のライフサイクル前半において必要となる作業や機械の効率の究明ならびに向上を目的とするとともに、林道などの計画・設計を対象とする広範な学問分野で、「林業工学」とも呼ばれます。その中には、林業機械学、森林生産システム学、労働科学、林業土木学等、様々な研究分野が含まれ、そこで使われる手法も多岐に渡ります。
● この講義では、まず日本の林業作業がどのように行われているか学び,その中における森林利用学/林業工学の全体像について概観した後、最新の研究動向を紹介します。さらに、研究で使われる手法のうちでも、広く使われる道具である振動解析とLCAによる環境影響評価について学びます
● この科目は、農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、環境資源共生科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。
● 授業では、現場で撮影した動画や、昔の写真などを活用して、専門分野が異る学生にもイメージしやすくします。
到達基準
● 日本における木材生産の流れの概要を説明できる。
● 森林利用学/林業工学の概要を説明できる。
● 振動解析の意味を説明できる。
● LCAの考え方や手法を説明できる。
● 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
● 森林利用学/林業工学とは
● 日本における林業
● 林業で使われる道具と機械
● 林業における振動解析
● 林業生産のLCA
● なお、授業の進行状況に応じて、授業内容を修正する可能性がある
履修条件・関連項目
● 授業時間7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
● テキストはGoogle classroomで配布します。
参考書
● 森林利用学(2020)朝倉書店
成績評価の方法
● 授業参加態度30 %,提出課題70 %
教員から一言
専門外の人にも、どこかで役に立つような、基礎的な研究手法について説明します。
キーワード
林業,森林利用学,林業機械,林業作業,林業土木,振動解析,LCA
オフィスアワー
メールで確認してください。
備考1
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~rinkou/ http://jfes.jp/
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2021/05/07 14:30:09