科目名[英文名] | |||||
応用昆虫学特論 [Advanced Entomology] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 96131 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
井上 真紀 [INOUE Maki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
令和3年12月17日(金)10:00〜 オンライン開講 『昆虫における界を隔てた生物間相互作用』 あらゆる生物は、他の生物と関わりをもって生きている。競争や捕食・被食、共生関係などの生物間相互作用はしばしば生物の進化を引き起こす。特に密接な関係をもつ複数の種が、互いに影響し合いながら進化することを共進化といい、互いの対抗形質がどんどんエスカレートする場合を進化的軍拡競走という。本講義では、界(Kingdom)を異にする生物種間における相互作用および共進化についての基礎的概念を説明する。また、 (1) 植物の繁殖と送粉昆虫、(2) 昆虫と天敵微生物の関係における具体的な事例について解説する。最後に、農業における界を隔てた生物間相互作用の応用についても紹介する。本講義は、農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物制御科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目である。講義は令和3年12月17日10時開始、東京農工大学連合農学研究科棟 4階 第二会議室で行う。 |
到達基準 |
生物間相互作用の基礎的概念を理解できるようになる。紹介する研究例を通じて、研究のアプローチ法について学び、自身の研究へも応用できる。 連合農学研究科の履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 履修にあたっては、履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
1. 生物間相互作用と共進化について 競争、捕食・被食・共生(寄生、相利共生、片利共生)、進化的軍拡競走 2. 植物と送粉昆虫における相互作用 共進化、形質置換、ガウゼの競争排除則 3. 昆虫と天敵微生物における相互作用 寄生、片利・相利共生、宿主制御 |
履修条件・関連項目 |
生態学および昆虫学の基礎知識が必要。 授業時間7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
資料はオンラインで配布します。 |
参考書 |
講義中に情報提供します。 |
成績評価の方法 |
授業参加態度20%、提出課題80% |
教員から一言 |
キーワード |
生物間相互作用、共進化、共生、侵略的外来種 |
オフィスアワー |
質問等は講義終了時に受け付ける。メールでの質問も可能。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/10/07 14:31:00 |