科目名[英文名] | |||||
植物制御科学特論 [Advanced Plant Regulation Science] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 96134 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
児玉 豊(宇) [KODAMA Yutaka] | |||||
所属 | 連合農学研究科 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
-講義は、2021年5月14日(金)10時から、オンライン講義で開講する。 -植物の生育制御に重要である「葉緑体の細胞内配置」に着目して、光や温度の感知、光合成の最適化に関する分子メカニズムについて解説する。 -農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物生産科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目である。 -授業形態はスライドを用いた講義であるが、双方向授業とするため、講義内容に関する議論も行う。 |
到達基準 |
-葉緑体の細胞内配置を制御する分子メカニズムを説明できるようになる。[ディプロマ・ポリシー観点A①;観点B⑤] -植物の光応答および温度応答のクロストークを説明できるようになる。[ディプロマ・ポリシー観点A①;観点B⑤] -植物の細胞の制御が個体の生育に影響することを説明できるようになる。[ディプロマ・ポリシー観点A①;観点B⑤] -植物細胞に関して科学的に高度な質問ができるようになる。[ディプロマ・ポリシー観点A②;観点D⑧⑨] |
授業内容 |
-次の4項目について解説する。(1)葉緑体の細胞内配置と光合成の最適化、(2)光に応答して変化する葉緑体の細胞内配置、(3)温度に応答して変化する葉緑体の細胞内配置、(4)葉緑体の細胞内配置制御の分子メカニズム -スライドを用いて解説する。 -双方向授業とするため、学生はオンラインツールを用いて質問し、担当教員が授業時間内でそれらに回答する。 -授業後に成績判定のための課題を出題する。 -授業の進行状況に応じて、授業内容を修正する可能性がある。 |
履修条件・関連項目 |
授業時間7.5時間と、授業後に出題される課題の回答にかかる時間に加え、講義資料や参考論文を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
資料は講義の際に配布する。 |
参考書 |
-Plant Science (2013) [DOI: 10.1016/j.plantsci.2013.05.016] -Nature (2002) [DOI: 10.1038/nature01213] -Plant Physiology (2018) [DOI: 10.1104/pp.18.00484] -PNAS (2017) [DOI: 10.1073/pnas.1704462114] |
成績評価の方法 |
(1)授業参加態度(50点):授業への出席および参加態度を評価する。 (2)授業中の質問(25点):質問回数や質問内容を評価する。 (3)授業後に提出する課題(25点):提出された内容を評価する。 上記(1)〜(3)の評価60点以上で単位を認定する。 |
教員から一言 |
キーワード |
植物細胞、オルガネラ、葉緑体、光合成、フォトトロピン |
オフィスアワー |
質問は電子メールで随時受け付ける。[kodama@cc.utsunomiya-u.ac.jp] |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/02/05 15:54:51 |