科目名[英文名] | |||||
生物制御化学特論 [Advanced Bioregulation Chemistry] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 96135 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
川出 洋 [KAWAIDE Hiroshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
令和3年6月28日月曜日にオンラインで開講します。 陸上植物における病害虫・環境への防御応答システムを,低分子有機化合物の生合成の分子進化を軸に講義をします。 2020年に公開された,3つの論文(PNAS, Nature Chemical Biology, Plant Cell)を紹介します。これらトップジャーナルに掲載された話題を各自で理解することにより,農学における最先端の知識・技術を学ぶことになり、結果として生物制御化学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目と位置付けます。 |
到達基準 |
低分子有機化合物の生合成を物質レベル,酵素機能レベル,遺伝子発現レベルで理解できる. トップジャーナル(Q1ジャーナルレベル)の論文の内容だけではなく,採択されるポイントをどのように理解するか?が意識できるようになる。(自身が将来するであろう原著論文へのマニュスクリプト投稿を意識するための共通理解) |
授業内容 |
植物ホルモンの生合成とその機能。 高等植物における植物ホルモン・ジベレリンの役割 下等陸上植物(コケ類)でのジベレリン型ホルモン物質の構造と機能 陸上植物における病害虫・環境ストレスへ応答するアレロケミカルの生合成と分子進化 |
履修条件・関連項目 |
特になし。興味のある人が聴講してください。 |
テキスト・教科書 |
・ Mao, Kawaide, and Higuchi et al., PNAS June 2, 2020 117 (22) 12472-12480; first published May 14, 2020. ・ Pena and Sattely, Rerouting plant terpene biosynthesis enables momilactone pathway elucidation, Nature Chemical Biology, (2020) , doi: 10.1038/s41589-020-00669-3 ・ Kitaoka et al., Interdependent evolution of biosynthetic gene clusters for momilactone production in rice; Plant Cell (2020) doi: org/10.1093/plcell/koaa023 |
参考書 |
成績評価の方法 |
講義内容の理解度を測るために,授業感想や興味を持った点に関するレポート評価を30% 3つの原著論文をテキストに紹介をしているので,講義後これらに関する受講生の解説内容を70%の評価点とします。 |
教員から一言 |
キーワード |
Allelochemical, Biosynthesis, Diterpene, Gibberellin, Momilactone. |
オフィスアワー |
質問等は講義終了時,または後日メールにて受け付けます。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/05/18 17:47:26 |