科目名[英文名] | |||||
森林生産保全学特論 [Advanced Forest Science and Technology] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 96311 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
逢沢 峰昭(宇) [AIZAWA Mineaki] | |||||
所属 | 連合農学研究科 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
開講日時:令和3年7月16日10:00〜 開講場所:宇都宮大学 峰町1 号館2F 大会議室 植物地理学は、植物の現在の分布パターンや分布の地史的形成過程およびこれらをもたらす要因を追及する学問です。近年、DNA情報の蓄積にともなって、植物地理学の一分野である植物系統地理学や植物系統分類学が大きな発展をみせ、被子植物の分類体系に大きな改訂がなされています。これらは、植物の地理的な分布に関わる、植生学、森林生態学、遺伝育種学にも深く関連する分野です。本講義では、植物系統地理学の概要を解説した上で、種分化や進化の仕組み、系統の推定法、地理的遺伝構造(遺伝的組成や遺伝的多様性の空間分布パターン)、その成立過程について、植物系統地理学の事例研究を交えながら解説していきます。また、日本の樹木の地理的分布や植物区系についても解説します。 本講義は、農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、環境資源共生科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。 |
到達基準 |
1. 植物系統地理学の概要を理解している。 2. DNAを用いた分類体系や解析事例の概要を理解している。 3. 日本の樹木の地理的分布と植物区系の概要を理解している。 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
1. 植物地理学と植物系統地理学とは 2. 植物の進化と分類体系 3. DNAを用いた系統の推定 4. DNAバーコーディング 5. 日本の樹木の地理的分布と植物区系 6. 植物系統地理学研究紹介 |
履修条件・関連項目 |
授業時間5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
必要に応じて授業時に資料を配布します。 |
参考書 |
講義時に提示します。 |
成績評価の方法 |
提出課題50%:到達基準の達成度 授業参加50%:授業への関心(質疑応答など) |
教員から一言 |
植物の地理的分布やこれに関連する植生学、森林生態学、遺伝育種学などに興味をもつ学生を歓迎します。 |
キーワード |
分布、DNA、植物相、植物系統地理学、日本、系統分類 |
オフィスアワー |
植物の地理的分布やこれに関連する植生学、森林生態学、遺伝育種学などに興味をもつ学生を歓迎します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2021/02/09 17:12:06 |