科目名[英文名]
総合的な学習の時間の指導法   [Teaching method of comprehensive learning period]
区分 教職科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等 工 学 部  対象年次 14  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 V0027
責任教員 [ローマ字表記]
朝岡 幸彦   [ASAOKA Yukihiko]
所属 農学部 研究室 共同先進健康科学専攻棟2階  メールアドレス

概要
総合的な学習の時間はアクティブ・ラーニングを実践するのに最も適した領域である。アクティブ・ラーニングは学習者がより能動的に学習するための指導方法である。実際に学校では地域の特徴を活かし、目標実現のためにふさわしいと判断した学習課題を提示し、その中で学習者(児童・生徒)が主体的にテーマを決めているところが多い。その指導法はいかにあるべきか、いつどのように指導したらよいのか、指導案を作成し授業のあり方について考え、ログラムを作成し、その教育的効果を考察する。
到達基準
育てようとする資質や能力、態度について考え、「総合的な学習の時間」や「総合的な探求の時間」の学習活動を適切に実施するための手法を学び、目的に合った学習指導案を作成し、実践することができる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
Google classroom クラス コード=2rdjjp4
(1)総合的な学習の時間とはどのような学習か。中学校の「総合的な学習の時間」と高等学校の「総合的な探究の時間」について学ぶ。10/5(火)6限(対面型)
総合的な探究の時間の第1の目標は「探求の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、自己の在り方生き方を考えながら、よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す」ことであり、「実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする」ことが求められている。これを実践するための学習の目的と内容・評価・学習指導案の書き方を理解する。
(2)指導案のつくり方を学ぶ。10/12 (火)6限(対面型)
(3)自然体験活動を体験する。10/23(土)〜24(日)、10/30(土)10:00〜17:00頃=府中キャンパス
(4)自然体験活動の指導計画を作成する。10/31(日)10:00〜17:00頃=府中キャンパス、11/20(土)10:00〜17:00頃=小金井キャンパス
(5) 総合的な学習の時間の学びについて、目的に対する評価、指導方法、改善点等について、全体で討議し、自分の考えをまとめる。11/20(土)6限(対面型)
履修条件・関連項目
農工交互開講の趣旨に基づき、今年度は工学部学生のみを対象とします。農学部の学生は来年度(2022年度)に履修してください。
必要な学習時間は、本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
『体験と学びを深めるネイチャーゲーム』(日本シェアリングネイチャー協会、2021年)ISBN 978-4-906937-04-2
参考書
学習指導要領(小学校、中学校、高校)
成績評価の方法
自然体験活動の指導計画案によって評価します。
教員から一言
実践的な授業ですので、楽しく参加してください。
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/02/02 13:39:21