科目名[英文名]
教育方法・技術論   [Teaching Skills and Strategies]
区分 教職科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 V0204
責任教員 [ローマ字表記]
三浦 巧也   [MIURA Takuya]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
【目的と概要】
本授業では、学習指導(授業)に関する授業案・評価方法を考え実践するうえで基礎となる知識とスキルの獲得を目的とする。具体的には、教育方法では、重要な3つの観点(理解・意欲・評価)に関する概念と実践研究を紹介する。授業技術では、授業の計画を立て(plan)、授業を行い(do)、そして評価する(see)という「授業のデザイン」を基に、各自が作成した指導案を実践する。また、本授業では「アクティブラーニング」「ICT」というキーワードから、学習者の主体性や協同性を養うための授業実践のあり方及び、よりよい授業実践の達成に向けた授業改善(act)を含めた包括的な教育技術の獲得を目的とする。
アクティブラーニングによる双方向型の授業形態となる。
到達基準
教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)では、これからの社会を担う子どもたちに求められる資質・能力を育成するために必要な、教育の方法、教育の技術、情報機器及び教材の活用に関する基礎的な知識・技能を身に付ける。
授業内容
第1回:子どもたちの自尊感情を育む教育方法のあり方
第2回:主体的・対話的で深い学びが形成される授業観とは
第3回:協同学習の有効性/他者理解を深める集団づくりに着目して
第4回:PDCAサイクルを基にした授業デザイン・指導案作成方法を考える
第5回:ICTの活用・倫理と情報モラルの重要性
第6回:第1回〜6回に関するまとめ及び、模擬授業に向けたオリエンテーション
第7回:指導案作成に向けたディスカッション①(NLPを活かした聞く技術の実践)
第8回:指導案作成に向けたディスカッション②(効果的な板書計画と電子黒板の利用方法)
第9回:指導案作成に向けたディスカッション③(活用できるルーブリック表を考える)
第10回:指導案作成に向けたディスカッション④(自尊感情を育む授業観を磨く)
第11回:第7回〜10回を基にした指導案の作成①(授業のねらいと内容及び学習評価の検討)
第12回:第7回〜10回を基にした指導案の作成②(教材開発及び授業観の検討)
第13回:第11回・12回を踏まえたワールドカフェ方式による模擬授業の実践①(教員講評)
第14回:第11回・12回を踏まえたワールドカフェ方式による模擬授業の実践②(改善授業)
第15回:模擬授業の振り返り(自己・他者評価の実施)及び、定期試験
履修条件・関連項目
教職科目(教育の基礎的理解に関する科目等)となります。
配布したプリント等を参考にして、本学の標準時間数に順ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
特になし。適宜プリントを配布する。
参考書
中学校学習指導要領.高等学校学習指導要領.生徒指導提要
成績評価の方法
平常点評価(30%)(課題レポート、授業での積極的な発言、グループディスカッション等での発言など積極性を評価する)
定期試験評価(70%)
試験を受けることが出来るのは、2/3以上の出席が必要

オンライン教育における成績評価方法は、すべての出席を前提としています。評価の割合は以下の通りです。毎回の小レポートを含む平常点30%、課題20%および最終課題レポート50%で評価します。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2021/01/25 10:32:36