科目名[英文名]
実験動物学   [Laboratory Animal Science]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01VN2116
責任教員 [ローマ字表記]
古市 達哉(岩), 田中 あかね   [FURUICHI Tatsuya, TANAKA Akane]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
この授業は遠隔システムを利用して、岩手大学より配信される。本授業では人間社会における医療や衛生などさまざまな分野の根幹を支える実験動物を用いた研究開発の重要性を理解し、獣医師としてこの領域における役割を果たすために最低限必要な知識を身につける。
到達基準
動物実験の意義、動物実験の関連法規について正しく理解する。
実験動物の種類、育種、および取り扱いについて理解する。
実験動物の微生物学的管理や遺伝子管理について理解する。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy
授業内容
1.イントロダクション 実験動物学とは
2.動物実験の法規・指針
3.比較実験動物学
4.実験動物の遺伝・育種1
1〜3に関する小テストを実施します。
5.実験動物の遺伝・育種2
6.実験動物の繁殖
7.実験動物の飼育管理。実験動物施設
4〜6に関する小テストを実施します。
8.実験動物の微生物学的コントロール、感染症1
9.実験動物の微生物学的コントロール、感染症2
10.モデル動物学
7〜9に関する小テストを実施します。
11.発生工学
12.動物実験代替法、動物実験計画書の作成
10〜11に関する小テストを実施します。
13.実験動物を用いた研究紹介
14.まとめ

講義日程(全15回)
4月14、21、28
5月12(5月19、26日は休講)
6月 2、5、9、12、16、23
7月 3(対面講義)、7、14、21、28日

履修する学生は必ずMoodleに参加登録してください。
日程や試験に関する情報を配信します。
履修条件・関連項目
授業の70%以上(15コマ中11コマ以上)出席した者に試験の受験資格を与えます。試験の得点が60点以上で単位の取得を認めます。原則として、遅刻は認めません。出席率が70%未満の場合、試験の受験資格がなくなるので注意して下さい。
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行なって下さい。
テキスト・教科書
獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠、実験動物学 (朝倉書店 ISBN978-4-254-46036-0)を教科書として使用しますので、各自購入して下さい。
参考書
成績評価の方法
70%以上の出席、小テストの点数、期末テストの点数を総合して成績評価を行います。試験は7月29日に実施します。
教員から一言
実験動物を用いた病態の解析研究や薬品・食品などの試験研究は、社会における人間生活の質を高めるためにきわめて重要な情報を提供します。この領域で獣医師は、今後ますます大切な役割を果たすことが期待されています。Evidence based medicineやApplied scienceの根幹を担う実験動物学を、臨場感を持って学習して欲しいと思います。
キーワード
3R、疾患モデル、微生物モニタリング、発生工学、前臨床試験
オフィスアワー
平日午前10時から午後2時まで。メールで予約を取ってからにしてください。
備考1
履修する学生は必ずMoodleに参加登録してください。日程や試験に関する情報を配信します。
備考2
教科書は生協に手配してありますので購入してください。
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/02/26 15:36:34