科目名[英文名] | |||||
獣医基礎生化学 [Fundamentals of Veterinary Biochemistry] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01VN2119 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山田 美鈴(岩), 永岡 謙太郎 [YAMADA Misuzu, NAGAOKA Kentaro] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 岩手大学 | メールアドレス |
概要 |
生体主要構成成分の構成とその代謝反応、代謝産物の機能について講義を行う。さらに、遺伝子の構造や機能、タンパク質合成についても解説を加える。本科目は基礎獣医学科目群の科目である。 |
到達基準 |
獣医学が対象とする生命現象を化学反応として捉え、分子レベルで説明する考え方を修得する。 動物の細胞や器官を構成する生体分子の構造と機能に関する基礎知識について説明できる。 本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップも参照にしてください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
本科目では、生命現象を物質レベルで解説する。生命は、連続的に進行する化学反応によって支えられているという概念を修得し、その反応の乱れが疾病につながることを理解できるようになるための基礎を築く。 本科目では下記項目について講義を行う。 ------------------------ 第1回〜第4回 ・生体構成分子と生体内環境 ・電解質 ・細胞膜を介した物質輸送 第5回〜第7回 ・タンパク質の構造 ・糖質の構造 ・脂質の構造 ・核酸の構造 第8回〜第10回 ・核酸の複製 ・ゲノムと遺伝子 ・遺伝子の発現 第11回〜第12回 ・生体内酵素と酵素の機能制御 第13回〜第14回 ・遺伝子工学 ・シグナル伝達 第15回 ・まとめ ・試験 ------------------------ |
履修条件・関連項目 |
履修にあたっては、基礎的な化学の知識を必要とする。講義時間30時間に加え、教科書、参考書、配布資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる60時間の予習と復習を行うこと。 また、本科目は遠隔講義にて実施するため、時期によっては講義曜日が異なるので、時間割に注意すること。 |
テキスト・教科書 |
改訂 獣医生化学、横田弘ら著、朝倉書店、2016年、ISBN9784254460353 獣医学分野のみならず、生化学分野では多くの良書がある。講義中に適宜紹介する。 |
参考書 |
改訂 獣医生化学、横田弘ら著、朝倉書店、2016年、ISBN9784254460353 ハーパー・生化学(原書30版)清水孝雄監訳、丸善出版、2016年、ISBN978462130078 講義中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法 |
講義へ時間通りに出席し、主体的に受講することを求める。課題レポートや小テストを課すこともあり、試験の成績と併せて評価する。試験90%,課題レポートや小テスト10%。 |
教員から一言 |
学習すべき内容が多いので、復習をしっかりと行うことが重要である。 |
キーワード |
生理化学、分子生物学、生体構成分子 |
オフィスアワー |
講義期間中、随時対応する。講義後の問い合わせが望ましい。遠隔講義のため、メールでの質問も受け付ける。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/02/15 15:26:38 |