科目名[英文名]
寄生虫学実習   [Practice in Veterinary Parasitology]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01VN3207
責任教員 [ローマ字表記]
古谷 哲也, 案浦 健   [FURUYA Tetsuya, ANNOURA Takeshi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
寄生虫を検出するための検査法について説明を行うと共に、原虫類、蠕虫類、節足動物類の形態観察を行う。獣医学教育コアカリキュラムの病態獣医学教育分野科目である。本科目は実務経験のある教員による授業科目である。担当教員古谷・案浦は、寄生虫学における教育と研究の経験があり、授業では実習指導を行う。
到達基準
寄生虫の感染様式や、発育に伴う寄生様式並びに形態の変化の観察、および代表的な寄生虫感染検出法の実践に基づいて、寄生虫の発育・生活環と病害発生や診断法との関連性を説明でき、寄生虫病の診断と対策に必要な知識、技術および考え方を身につける。ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
犬糸状虫症生血液の観察
原虫類の標本観察
犬と猫の内部寄生虫の検査法と虫卵スケッチ
反芻動物の内部寄生虫の検査法と虫卵スケッチ
豚・馬の内部寄生虫の検査法と虫卵スケッチ
鶏・ウサギの内部寄生虫の検査法と虫卵スケッチ
外部寄生虫標本の作製と観察
目黒寄生虫館見学
アニサキス実習

その他標本の入手状況により随時追加・修正する
履修条件・関連項目
高等学校卒業程度の理科(特に生物・化学)、大学教養教育レベルの生物学の基礎知識を有していること。
授業時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
家畜寄生虫学、朝倉書店
参考書
獣医寄生虫検査マニュアル、文英堂出版
成績評価の方法
レポート(90%)授業態度(10%)。寄生虫の感染様式や、発育に伴う寄生様式並びに形態の変化の観察、および代表的な寄生虫感染検出法の実践に基づき、寄生虫の発育・生活環と病害発生や診断法との関連性を説明でき、寄生虫病の診断と対策に必要な知識、技術および考え方ができるかを評価する。
教員から一言
キーワード
寄生虫
オフィスアワー
担当教員に E-mail にて連絡して下さい(furuyat@cc.tuat.ac.jp、annoura@niid.go.jp)。
備考1
質問などが困難な場合はE-mailで質問を受け付けます。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/02/08 17:53:49