科目名[英文名]
食品衛生学   [Food Hygienics]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 4  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01VN4311
責任教員 [ローマ字表記]
石原 加奈子, 藤川 浩   [ISHIHARA Kanako]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
食品の安全を確保することを目的に、害を及ぼす要因、その作用機序を理解し、どのように安全を確保するか理解することで、食の安全確保を総合的に進めるための基礎知識を学ぶ。また、関連法規の概念ならびにその内容を理解する。
専門教育科目のうち、応用獣医学科目群の科目である。
ディプロマ・ポリシー 観点(D):地球規模での感染症や畜産物の安全確保などに貢献する知識、技能を持つこと。

本科目は実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は行政機関において公衆衛生学に直接係った経験を持ち、それを生かした授業を行う。
到達基準
以下の内容について説明できる。
1)食品衛生の定義・概要、2)細菌性食中毒、3)ウイルス性食中毒、4)その他の食水系感染症、5)自然毒、6)食品中の有害性化学物質、7)食品添加物、8)生体反応により生じる食品の有害性、9)微生物制御と腐敗、10)食品衛生行政、11)食品衛生管理、12)乳、乳製品、食肉、食卵、魚介類、野菜および果物の衛生


本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1) 食品衛生学序論 (石原)
2) 細菌性食中毒①(石原)
3) 細菌性食中毒②(石原)
4) 細菌性食中毒③、ウイルス性食中毒(石原)
5) 寄生虫による食中毒(石原)
6) 自然毒、カビ毒(石原)
7) 食品衛生行政 残留規制含む(石原)
8) まとめ① (石原)
9) 食品の変質 (藤川先生)
10) 有害物質(藤川先生)
11) 食品添加物(藤川先生)
12) 食品表示・アレルギー(藤川先生)
13) 微生物制御(藤川先生)
14) 乳、食肉、魚介類、食卵、野菜・果物の衛生管理(藤川先生)
15) まとめ②
履修条件・関連項目
授業時間30時間に加え、教科書、参考書、配布資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる60時間の予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
「獣医公衆衛生学I」文永堂出版 (ISBN:978-4-8300-3250-9)
https://buneido-shuppan.com/?gloc_id=01001&bkcd=2014040001

Google classroom掲示資料
参考書
なし
成績評価の方法
まとめ(試験)は2回行い、原則としてそれぞれ3分の2以上(1-7回で5回以上の出席、9-14回で4回以上の出席)の出席者のみが受験できます。遅刻は2回で欠席1回とカウントします。
2回の試験のみで成績評価をします。食品衛生に関する知識、具体的な食中毒事例や食の安全の課題の理解を評価します。

過去の成績分布は以下の通りでした。
2021年度 S, 10%;A, 72%; B, 15%; C, 3% (オンライン試験と筆記試験)
2020年度 S, 15%; A, 30%; B, 36%; C, 18% (オンライン試験と課題)
2019年度 S, 15%; A, 41%; B, 23%; C, 15% (筆記試験)
教員から一言
微生物学について復習しておくこと
キーワード
食中毒、細菌、ウイルス、寄生虫、自然毒、有害物質、食品添加物、農薬、食品衛生管理
オフィスアワー
講義前後の休み時間等に質問を受け付けます。また、研究室に在室時は、基本的に受け付けます。連絡先:kanako-i [at] cc.tuat.ac.jp ([at]を@に代えてください)
備考1
この科目は、一部をシニアプロフェッサー(非常勤講師)が担当します。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/02/22 9:08:11