科目名[英文名] | |||||
麻酔学・手術学 [Veterinary Anesthesiology and Operative Surgery] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 4~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01VN4405 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
呰上 大吾, 田中 綾, 清水 美希, 島田 香寿美 [AZAKAMI Daigo, TANAKA Ryo, SHIMIZU Miki, SHIMADA Kazumi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 獣医臨床腫瘍学研究室 | メールアドレス |
概要 |
手術を実施する際には、様々な基礎知識(無菌法、術創管理、手術器具の取り扱い、止血法など)ならびにそれに裏付けられた技術が必要である。これらに関わる理論的で安全な手術実施の方法を理解する。また、麻酔・疼痛管理および心肺脳蘇生・集中治療の基礎理論とそれぞれに用いられる薬と技法に関する基礎知識とその応用法について学習する。 本科目は全国大学獣医学関係代表者協議会(JAEVE)が定めた獣医学教育モデル・コア・カリキュラムの『手術学総論』および『麻酔学』に準拠する。また、本科目は実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は本学農学部付属動物医療センターにおいて獣医臨床に直接携わっており、必要に応じて動物病院における実例を例示して講義を行うことで、実臨床の状況や対応についての知見を得ることができる。 |
到達基準 |
無菌手術に必要な機材の無菌法及び消毒方法、手術創感染とその防御法、手術器具やエネルギーデバイスの名称と使用法、縫合材料の使用法、鎮静、局所麻酔、全身麻酔の作用機序と使用法、疼痛と鎮痛、麻酔のモニタリング、麻酔中の異常に対する対処法、心肺蘇生法、安楽死について理解でき、獣医外科学実習を行う上の基礎知識を説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー) のカリキュラムマップを参照すること。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ また、獣医学教育モデル・コア・カリキュラムにおける到達目標については、JAEVEのHP(https://www.jaeve.org/cur/)を参照すること。 |
授業内容 |
麻酔学・手術学 第1回 手術の歴史的発展と特性(田中綾) 第2回 手術器具および手術室(清水) 第3回 無菌法(担当者未定) 第4回 採血法(田中綾) 第5回 手術手技(田中綾) 第6回 低侵襲手術(田中綾) 第7回 周術期管理・モニター(呰上) 第8回 輸液・輸血(担当者未定) 第9回 手術創の管理(清水) 第10回 手術創と感染(清水) 第11回 麻酔前投与薬(清水) 第12回 局所麻酔・疼痛と鎮痛(清水) 第13回 全身麻酔(田中) 第14回 心肺脳蘇生法(呰上) 第15回 まとめ・筆記試験 (状況、進度に応じて順序や内容の変更はあり得る) |
履修条件・関連項目 |
本科目を履修する前に、外科学総論を十分に理解しておくことが望ましい。授業時間30時間と課題作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
各担当教員がgoogle classroomに掲載するか、別途指示する。 |
参考書 |
小動物の腫瘍外科手技―ワンステップアップ 手術装置を使いこなす:伊藤 博 (著),小林 正行 (著),福島 潮 (著),福島 隆治 (著),岸本 海織 (著) ,文永堂 Small Animal Surgery Textbook, 4th ed. Fossum, Theresa Welch. eds., Mosby. 2013.(図書館HPのeBookで閲覧可能) その他、それぞれの担当教員が別途指示する。 |
成績評価の方法 |
学期末に実施する試験で成績を評価する。前提として出席が6割未満の場合には成績評価を行わない。 |
教員から一言 |
特になし |
キーワード |
特になし |
オフィスアワー |
毎週金曜日9:00〜17:00 メール(azakami@go.tuat.ac.jp)にて事前連絡してください。 |
備考1 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームで確認してください。 |
備考2 |
特になし。 |
参照ホームページ |
特になし。 |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/02/24 16:31:25 |