科目名[英文名]
繁殖機能制御学実習   [Practice in Veterinary Reproduction]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 4  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01VN4503
責任教員 [ローマ字表記]
遠藤 なつ美, 田中 知己   [ENDO Natsumi, TANAKA Tomomi]
所属 農学部 研究室 獣医臨床繁殖学研究室  メールアドレス

概要
【目的】家畜の繁殖状態を検査するための基本的な技術を習得する。
【概要】家畜の一般臨床検査および雄雌の繁殖機能検査について実習する。
本科目は実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は家畜の繁殖管理・治療業務の経験があり、臨床現場に必要な繁殖学分野の知識・技術を学べる実習を行う。
到達基準
・家畜の繁殖状態を検査するための基本的な技術ができる。
・家畜の繁殖障害の診断および治療方針の選択ができる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
 1.実習のガイダンス 実習を受ける上での注意点、繁殖の基本概念について
 2.乳用牛群のモニターと飼養環境の評価(保定・外貌観察、体尺測定、BCS評価など)
 3.乳用牛群のモニターと飼養環境の評価(一般身体検査、ストールの評価と畜舎構造)
 4.牛と豚の雌生殖器の構造理解
 5.家畜の発情周期 家畜の発情周期と制御メカニズムについて
 6.牛群の繁殖管理、牛の発情観察・腟検査・直腸検査
 7.牛の直腸検査法、超音波検査法、所見の記録法
 8.牛の直腸検査法、超音波検査法、小テスト
 9.プロジェステロン測定法
10.牛の繁殖機能の評価
11.精液採取法(ヤギ)、精子観察、精子の凍結保存
12.牛の精液検査法、頸管粘液検査
13.まとめ(家畜の繁殖機能と検査法)
   定期試験
14、15.前橋種雄牛センター、家畜改良技術研究所の見学
履修条件・関連項目
繁殖機能制御学を履修すること。
専門科目に区分される必修科目である。
学習内容は、本学の標準時間数に準じている。
テキスト・教科書
講義中に配布またはMoodleなどにより配信した資料を適宜用いる。
参考書
獣医繁殖学教育協議会「獣医繁殖学マニュアル」、浜名克己・中尾敏彦・津曲茂久「獣医繁殖学第4版」文永堂出版、小笠 晃 監修「動物臨床繁殖学」朝倉書店、「家畜共済の診療指針(I)(II)」全国農業共済協会
成績評価の方法
実習への取り組み(30%)実習のグループ活動への貢献や積極的に取り組んだかを評価する。
レポート(30%)各回の実習後に提出するレポートで、実習内容の理解度を評価する。
期末試験(40%)繁殖機能制御学の基本的な知識の理解を評価する。
教員から一言
学生は実習中、教員の指示に従い、怪我をしないように集中して取り組むこと。
キーワード
繁殖,繁殖機能検査,繁殖障害
オフィスアワー
学習相談がある場合は授業の後に受け付けます。またはメール(endonat@cc.tuat.ac.jp)で相談の予約をしてください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/01/20 15:45:20