科目名[英文名] | |||||
産業動物臨床学Ⅱ [Farm Animal Medicine Ⅱ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 4~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01VN4506 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
高橋 正弘(岩), 岡田 啓司(岩), 遠藤 なつ美 [OKADA Keiji, ENDO Natsumi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 産業動物臨床学 | メールアドレス |
概要 |
産業動物臨床学Ⅱは、産業動物臨床学Ⅰと同様、獣医学モデルコアカリキュラムに沿って開設された科目であり、牛・馬・豚・山羊・羊の産業動物における各種疾患の原因、病態、症状、診断、治療ならびに予防法の全般を学ぶものである。 本科目は、実務経験のある教員による授業科目である。担当教員はNOSAIにおいて産業動物臨床に直接携わっており、授業では、臨床における実例を題材として講義を行う。 |
到達基準 |
産業動物の主要疾患の教科書的典型例について原因、症状、診断と治療法について理解を深める。さらに、修得した知識は臨床系実習等で実際の症例に遭遇した際に応用して解釈できる理論構築を身につける。 |
授業内容 |
第1回 産業動物における診療技術の基本(シラバス説明,基本手技・無菌手技の重要性) 第2回 産業動物診療における麻酔術(局所麻酔&全身麻酔、妊娠牛の麻酔) 第3回 運動器疾患総論(総論、跛行診断、護蹄管理) 第4回 運動器疾患各論(蹄疾患) 第5回 運動器疾患各論(骨疾患、骨折) 第6回 運動器疾患各論(腱疾患、肢軸異常) 第7回 消化器疾患(上部消化器、馬) 第8回 運動器疾患各論(関節・靭帯疾患) 第9回 馬の外科疾患 第10回 頭部、呼吸器疾患(馬の呼吸器疾患、牛の口腔疾患) 第11回 牛の消化器疾患(胃腸疾患) 第12回 牛の体壁疾患(臍・鼠経・陰嚢等の各種ヘルニア、臍膿瘍・臍感染症) 第13回 牛の乳房・泌尿器疾患(乳頭の損傷、膀胱破裂、尿石症) 第14回 生殖器疾患(産科外科、去勢) 第15回 総括、期末試験 |
履修条件・関連項目 |
本科目は、内科学、外科学ならびに家畜衛生学に関する学術知識によって構成され、解剖学、生理学、薬理学、病理学、微生物学および寄生虫病学などを修得した上で学ぶ必要がある。本科目は獣医学の各学問分野の知識を広く橋渡しするものであり、不明な箇所は基礎に立ち戻って思考を深める必要がある。 |
テキスト・教科書 |
PDFを使用する。 |
参考書 |
コアカリ産業動物臨床学、猪熊壽編、文永堂出版、2016年 獣医内科学(第2版)大動物編、日本獣医内科学アカデミー編、文永堂出版、2014年 Ames NK、Noordsy's Food Animal Surgery、Wiley Blackwell、2014年 Hendrickson DA 他, Turner and McIlwraith's Techniques in Large Animal Surgery 4版, Wiley Blackwell, 2013年 Smith BP、Large Animal Internal Medicine 4th ed、Mosby、2009年 Auer JA、Equine Surgery、Saunders/Elsevier、2006年 佐々木伸雄 他、獣医臨床麻酔学、学窓社、2006年 田口清 他(訳)、ウシの軟部組織外科、輸液研究会、2006年 幡谷正明、家畜外科学、金原出版、1995年 |
成績評価の方法 |
毎回出席をとる。出席率70%以上で期末試験の受験資格が生じる。 期末試験で60点以上の者を合格とする。 |
教員から一言 |
再試験は1回のみ実施します。 |
キーワード |
総論、臨床徴候、身体検査、各論、臓器別、内科学、外科学、診断、治療、予防 |
オフィスアワー |
随時(Eメールで対応します)。 |
備考1 |
特になし |
備考2 |
特になし |
参照ホームページ |
特になし |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/10 16:45:10 |