科目名[英文名] | |||||
画像診断実習 [Practice in Veterinary Diagnostic Imaging] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 5~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01VN5421 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
岸本 海織, 清水 美希 [KISHIMOTO Miori, SHIMIZU Miki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【目的】 画像診断学で学ぶ原理原則を元に,正常例,実際の疾病例の画像診断について体得する. 撮影の仕方,読影の仕方,診断の仕方の概念の理解を目指す 【概要】 学科専門科目に区分される必修科目です. 獣医学教育モデル・コア・カリキュラムの実習です. 画像診断学で学ぶ原理を元に,X線写真,超音波画像,CT画像,MRI画像の撮影・読影を体験します. また臨床例の画像を読影することで各種デバイスの臨床応用のメリット・デメリットを学習します. 本科目は実務経験のある教員による授業科目です.担当教員は小動物臨床業務に直接携わっており, 実際の臨床現場に必要な撮影および読影技術を学べる実習を行います. |
到達基準 |
1)基礎的な疾患の読影を行うことができる 2)臨床診断が可能な必要条件を満たした画像を取得することができる 3)アーチファクトと所見の違いが理解できる 4)放射線の発生,生物への影響を理解し、安全にX線を利用する能力を身につける. 5)読影するための環境(パソコン,DICOM viewer)を各自で準備できるようになる. 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
○15回すべてで,実際の臨床画像の読影,または実際の画像診断装置を利用して撮影を体験します. ○読影所見や解剖学的構造のスケッチがレポート課題になることがあります. ○また撮影した画像の所見や解釈をプレゼンテーション形式で発表し,ディスカッションを行います. ○機械の都合で2日間に分割できない実習は1日で行います. ○使用する画像診断機器の状況に応じて内容・スケジュールが変更されます. 必ず,事前に教員に確認して下さい. 第1回 4/11 岸本 X線撮影技術1(読影入門・静物の撮影・読影) 第2回 4/18 清水 超音波検査 第3回 4/25 岸本 X線撮影技術2(X線発生装置の原理・撮影条件) 第4回 5/2 清水 MRI検査 第5回 5/9 岸本 X線撮影技術3(造影技術) 第6回 5/16 清水 頭部・脳読影 第7回 5/23 清水 呼吸器読影 第8回 5/30 清水 循環器読影 第9回 6/6 岸本 X線診断1(胸部X線解剖学) 第10回 6/13 岸本 X線診断2(腹部X線解剖学) 第11回 6/20 岸本 X線診断3(症例フイルムリーディング) 第12回 6/27 岸本 X線診断4(症例フイルムリーディング) 第13回 7/4 清水 脊椎・脊髄読影 第14回 7/11 清水 筋骨格系読影 7/18 祝日 予備日 第15回 7/25 期末試験 ○岩手に行く総合参加型臨床実習が一部日程とかぶるため, この予定通りに行かない可能性が高いです. Classroomに随時予定は連絡しますので、注意深くチェックして下さい |
履修条件・関連項目 |
実習内容は、本学の標準時間数に準拠しています. ○動物病院内で実習を行うことがあるため,白衣必携とします. ○動物病院内では静かに行動することを義務づけます. ○岸本の実習では読影のためにパソコンを利用します. 各自のパソコンと電源アダプタを持参すること. ○解剖学的構造の理解が必須なため,解剖図等を必ず持参すること. |
テキスト・教科書 |
○Color Atlas of Veterinary Anatomy, Volume 3, The Dog and Cat, 2e,Stanley H. Done,Mosby(英語) |
参考書 |
○Textbook of Veterinary Diagnostic Radiology, 7e,Donald E. Thrall,Saunders(英語) |
成績評価の方法 |
主体的な実習参加度(20%) グループ演習における貢献度・レポート内容(20%) 最終試験(60%) |
教員から一言 |
1.分からないことは放置せずに質問に来ること. 2.応用問題が本試験に出題されることがありうるため,周辺知識の学習も行うこと. 3.レポート期限の遅れや,内容不十分はこれを認めない. 4.解剖図は必ず持参すること |
キーワード |
獣医放射線学,X線,CT,MRI,超音波,核医学,放射線防護,画像診断 |
オフィスアワー |
質問、相談があれば、各回授業後に居残り回答するほか,メール(miori@cc.tuat.ac.jp)でアポイントメントを取得して動物医療センターまで質問に来ること. |
備考1 |
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/01/31 16:37:44 |