科目名[英文名]
畜産学総論   [Animal Science]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01an1028
責任教員 [ローマ字表記]
青木 康浩, 新村 毅, 竹原 一明, 新井 克彦, 杉村 智史, 千年 篤   [AOKI Yasuhiro, SHIMMURA Tsuyoshi, TAKEHARA Kazuaki, ARAI Katsuhiko, SUGIMURA Satoshi, CHITOSE Atsushi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
この科目は生物生産学科の動物生産系科目に区分され、学科推奨科目に位置付けられる。

【授業概要】
目的: 家畜は人の生活に役立たせるために改良が重ねられ、飼育されてきた動物である。家畜によって生産される食品(乳、肉、卵など)は、日本人の食生活に対し、カロリーやタンパク質の供給の面から重要な貢献を果たしているとともに、豊かな食生活を支える基盤となっている。本講義では、動物性食品を生産する家畜の特徴と畜産業を支える技術の基礎を理解することを目的とする。実際、動物性食品がどのような形で生産され、どのような技術で十分供給されているかを理解して欲しい。
概要:
1.家畜の起源および分類と特徴 家畜の種およびそれぞれの品種について、畜産物生産の基礎となる基本的な性質を概説する。
2.家畜生産にかかわる技術 家畜の育種、繁殖、栄養生理に基づく飼養、健康の管理などにかかわる技術を述べる。
到達基準
畜産学の基礎を理解することができる
ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:(A)多元的視野を持ち、生物生産学とそれに関連する領域の幅広い基礎学力・知識を身につけ、問題解決のための柔軟かつ論理的な思考力を有していること。
授業内容
1.畜産学と畜産の役割:畜産学・畜産とは、家畜の起源と家畜化
2.豚肉生産の現状とブタの特徴
3.牛乳・牛肉生産の現状とウシの特徴
4.鶏肉・鶏卵生産の現状とニワトリの特徴
5.特用家畜:ウマ、ヒツジ、ヤギなどの特徴
6.家畜改良の現状と家畜育種の手法
7.乳・肉・卵の生産にかかわる生理
8.家畜の飼料と飼養管理
9.畜産物加工:加工品の種類と規格、製法など
10.家畜の管理と福祉
11.家畜の病気-感染症と代謝性疾患-
12.家畜の繁殖管理とそれにかかわる技術
13.畜産副産物(皮、骨や臓器・血液由来成分)の利用
14.畜産経営と取り巻く現状
15.まとめと議論
履修条件・関連項目
履修条件は特に無いが、2年次以降の畜産動物関連の授業を取得するための基礎となるため、是非受講してもらいたい。
配布した講義資料や参考書を参照に、本学の標準時間に準ずる予習と復習を行うこと。
本学の標準時間に準ずる。
テキスト・教科書
講義時に資料を配付するか、事前にGoogle Classroomなどに掲載する。
参考書
養賢堂・朝倉書店・文永堂などから出版されている畜産学・動物生産学に関係する本を参考書とする。
成績評価の方法
授業態度30%、試験70%
教員から一言
畜産学のカバーする幅広い学問領域のアウトラインを知り、家畜と畜産業にかかわる学問のおもしろさ、奥深さを感じてほしい。
キーワード
畜産,家畜,生産生理,遺伝,環境, 生殖
オフィスアワー
各担当教員にメールで問い合わせてください。
備考1
少なくとも10回以上の出席がある者を試験の対象とする。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/09 10:40:11