科目名[英文名] | |||||
農業経済学 [Agricultural Economics] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01an2038 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山﨑 亮一 [YAMAZAKI Ryoichi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 2-205 | メールアドレス |
概要 |
【目的】農業問題を経済学的視点から理論的に考察することができるようにするために、経済学の基礎知識の習得からはじめて、現代の国際化が進んだ農業問題の諸相について講義します。総合的な学問である農学の体系の中で、社会科学として位置付けられる科目です。 【概要】講義の前段では、一般経済学の流れを農業問題に引き付けつつ「国富論」に遡及して学び、講義の後段では、「東アジア・コンプレックス」「ヨーロッパ=アフリカ・コンプレックス」の方法概念を設定しながら世界経済論的視角より農業問題を学びます。 本科目は生物生産学科の専門科目の一つである. |
到達基準 |
前半は経済学の基礎知識の習得を目指します。後半は現代農業問題の諸相を学びます。農業問題を社会科学的な視点から考えることができるようになります。 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1. ガイダンス 2. 農業経済学と一般経済学 3. 一般経済学の流れ(1) スミス 4. 一般経済学の流れ(2) リカード 5. 一般経済学の流れ(3) マルクス 6. 一般経済学の流れ(4) ポストマルクスと近代経済学 7. 農業問題とは 8. シェーレと農工不均等発展 9. 独占価格と農産物価格 10. 資本制領域と農業の「接合」 11. 発展途上国内部の発展格差 12. 新国際分業論 13. 第2次大戦後日本経済における農業 14. 中心と周辺 東アジア、西ヨーロッパとアフリカ 15. まとめ 定期試験 |
履修条件・関連項目 |
学科専門科目の農業経営経済系科目に区分され、学科推奨科目である。 授業時間30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と 復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
山崎亮一『農業経済学講義』日本経済評論社 |
参考書 |
山崎亮一著作集 |
成績評価の方法 |
定期試験またはレポート90%、授業に対する積極的参加度10% |
教員から一言 |
この講義に出席して、農業経済学に興味を持った学生は、農業経済学研究室所属の学生が行っている経済学ゼミに出席することをお勧めします。 |
キーワード |
経済学、古典、農業問題 |
オフィスアワー |
教員在室時の12時〜13時 |
備考1 |
新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。 |
備考2 |
授業アンケートに回答してください。2021年の成績分布は、S:18%、A:57%、B:25%、C:0%。 |
参照ホームページ |
http://www.tuat.ac.jp/~keizai/index.hyml |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/01/06 10:03:03 |