科目名[英文名] | |||||
家畜飼養学 [Animal Nutrition] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01an3032 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
青木 康浩 [AOKI Yasuhiro] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【目的】家畜飼養学は、「最適な家畜の生命活動と畜産物の生産を可能にする飼料給与について研究する学問」と定義でき、この講義では、家畜の「飼料」「栄養」および「飼育管理」について基本的な知識を習得することを目的とする。動物生産科学を学ぶ者には有用な科目である。 【概要】この科目は生物生産学科の動物生産系科目に位置付けられる。本講義では、◇家畜が摂取する飼料の栄養的な価値や特徴とその利用のための調製・加工法、◇摂取された栄養素の家畜の体内における利用と生産反応、◇生産反応を最大にするための飼育管理技術、について、基本的な内容に最新の研究事例を交えながら概説する。講義資料はあらかじめ配付し予習に活用できるようにし、講義の冒頭で示す重要なポイントについて、講義後にクイズ形式で質問することで、重要ポイントの理解を深めるように講義を進める。本講義を通じて、家畜を飼育し生産物を得るという畜産業の基本に関わる内容を、断片的だけでなく総合的・体系的に習得してほしい。 |
到達基準 |
家畜・家禽を適正な栄養条件で飼い最適な生産物を得る飼養管理について、基礎を理解し説明できる。 ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:(A)多元的視野を持ち、生物生産学とそれに関連する領域の幅広い基礎学力・知識を身につけ、問題解決のための柔軟かつ論理的な思考力を有していること。 |
授業内容 |
A.家畜飼養学総論、家畜栄養 1.家畜飼養とは?栄養素の化学 2.採食の調節、消化と吸収 3.栄養素の代謝 4.単胃動物、家禽の栄養学 5.反芻動物の栄養学 B.家畜の飼料 6.飼料学総論、栄養価の評価 7.飼料の生産と流通、飼料資源 8.飼料の加工、製造 9.飼養標準と養分要求量、飼料設計・配合 10.飼料の安全性、品質管理 C.家畜の飼育管理 11.乳牛の飼育管理技術 12.肉牛の飼育管理技術 13.ブタの飼育管理技術 14.産卵鶏・肉養鶏の飼育管理技術 15.まとめ 定期試験 |
履修条件・関連項目 |
畜産学総論を履修していることが望ましい。。 配付する講義資料や例示する参考書を参照し、本学の標準時間に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
事前にGoogle Classroomなどに掲載する資料を使用する。 |
参考書 |
動物飼養学(石橋晃ら編著、養賢堂) 動物の栄養第2版(唐澤豊・菅原邦夫編、文永堂出版) 動物の飼料第2版(唐澤豊ら編、文永堂出版) 動物の飼育管理(鎌田壽彦ら編・文永堂出版) |
成績評価の方法 |
授業態度40%、試験60% 試験では、講義内容を理解し説明できるかという視点で評価する。 |
教員から一言 |
飼料、家畜栄養と管理を併せて、家畜飼養学は成り立っています。化学的反応(ミクロ)から実際の現場(マクロ)までを講義します。 |
キーワード |
家畜(ウシ、ブタ、ニワトリ)、栄養、飼料、家畜の飼育 |
オフィスアワー |
教員にメールで問い合わせて下さい。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/09 10:40:13 |