科目名[英文名]
家畜育種・管理学   [Animal Breeding and Management]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01an3034
責任教員 [ローマ字表記]
片山 健太郎, 新村 毅   [KATAYAMA Kentaro, SHIMMURA Tsuyoshi]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
この科目は生物生産学科の動物生産系科目に位置付けられる。

家畜育種学(前半):家畜や動物をそれぞれの目的に向かって遺伝的に変えていくための具体的なやり方、重点の置き所を修得する。個体または集団の選抜により、遺伝的改良がどのようになされるかについて、量的形質を中心に講義を行う。
家畜管理学(後半):家畜を適切に管理するための方法論について講義する。動物の行動の遺伝学制御に始まり、家畜管理と家畜福祉の概論、各論について講義する。

授業形態や単位等については、注意が必要なため、必ずクラスルームを確認して下さい。
到達基準
優良な動物の選抜方法と交配法を理解し、遺伝的改良がどの程度行われるか推定し、説明できることを目標とする。
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
家畜育種学(片山(非常勤))
1. 家畜改良の歴史と形質の発現
2. 質的形質とその遺伝
3. 集団遺伝学
4. 近交係数と血縁係数(ミニテスト)
5. 遺伝的パラメータ…..育種価、遺伝率、反復率および表型、遺伝ならび環境相関
6. 選抜と遺伝的改良量
7. 交配と交配様式
8. 遺伝子育種(ミニテスト、レポート)

家畜管理学(新村)
9. 行動遺伝学1
10. 行動遺伝学2
11. 管理・福祉学概論
12. 家畜の管理と福祉1
13. 家畜の管理と福祉2
14. 伴侶動物・動物園動物の管理と福祉
15. まとめとテスト
履修条件・関連項目
畜産学総論やTAT遺伝学など基礎的な科目を履修し、習熟していることが望ましい。
配布した講義資料や参考書を参照に、本学の標準時間に準ずる予習と復習を行うこと。
本学の標準時間に準ずる。
テキスト・教科書
家畜育種学:授業ごと資料をOn lineで配付する。
家畜管理学:授業ごと資料をOn lineで配付する。動物福祉の部分については、動物福祉学(昭和堂)を使用する。
参考書
動物遺伝育種学(朝倉書店)
成績評価の方法
家畜育種学:ミニテストおよびレポート各50点で評価する。
家畜管理学:授業態度1割、試験9割で評価する。
教員から一言
遺伝学を修得しておいて下さい。
キーワード
遺伝学、育種、管理、福祉、行動、動物、家畜
オフィスアワー
育種学については、非常勤講師の先生に講義頂くので、質問等は授業の前後にするようお願いします。
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/02/28 18:59:14