科目名[英文名]
家畜衛生学   [Animal Hygiene]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01an3037
責任教員 [ローマ字表記]
竹原 一明, 林谷 秀樹   [TAKEHARA Kazuaki, HAYASHIDANI Hideki]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
この科目は生物生産学科の動物生産系科目に位置付けられる。
産業動物をアニマルウェルフェアの考え方に基づき、生産性を確保しつつ、健全に飼育し、安全な畜産物を得るために家畜衛生行政、飼育環境、疾病の予防・防除の重要性・必要性を学び、疾病を制御する基本的な方策を関連法規に基づき理解する。さらに、伴侶動物、展示動物、特用家畜、使役動物などの飼養・管理衛生を理解する。
本科目担当教員は、農場HACCP主任審査員・JGAP指導員など実務経験があり、畜産分野の消毒ハンドブックや畜産農場バイオセキュリティ強化マニュアルを執筆している。
到達基準
食の安全・安心を含めた生産段階での管理衛生、飼養衛生、農場HACCP等を理解し、実践できる。本学HP(3つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回動物衛生学概論、農場HACCP
第2回日本の家畜防疫の仕組みと家畜伝染病の発生動向と国際防疫
第3回疾病制御と消毒
第4回予防衛生(ワクチン接種)
第5回ウイルスゲノム・衛生動物の駆除・家畜の主な感染症とその対策
第6回環境衛生とアニマルウェルフェア
第7回飼養管理衛生
第8回動物の中毒
第9回家畜排せつ物の管理
第10回生産動物の管理衛生(乳牛)
第11回生産動物の管理衛生(肉牛)
第12回生産動物の管理衛生(豚・鶏)
第13回生産動物の管理衛生(特用家畜)
第14回伴侶動物、展示動物野生動物の衛生管理
第15回まとめ・試験
履修条件・関連項目
講義資料および予習プリントを事前にチェックし、講義後のミニテストを含め、復習を行うこと。必要な学習時間は、本学の標準時間数に準ずる。
テキスト・教科書
獣医衛生学 獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 文永堂出版 第1版第4刷(2021年)
生協で各自購入してください。
参考書
予習プリント、講義資料。畜産分野の消毒ハンドブック(公益社団法人 中央畜産会)、畜産農場バイオセキュリティ強化マニュアル(公益社団法人 中央畜産会)
成績評価の方法
試験85%と毎回のミニテスト5%、予習プリントの理解度10%
【新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームで確認してください。】
教員から一言
動物衛生学は、21世紀の食糧問題を解決するキーポイントである。
行政体験や産業動物関連の学外実習に関して、相談に乗ります。
キーワード
飼養衛生管理基準、農場HACCP、バイオセキュリティ、食料自給、One World-One health
オフィスアワー
日中は、会議や講義・実習が無い限り、対応可能。事前にメール等で連絡を。E-mail: takehara@cc.tuat.ac.jp 4-329Bが居室。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/02/21 9:23:58