科目名[英文名] | |||||
生物生産学特別講義Ⅱ(植物系) [Special Lecture on Biological Production Ⅱ(Plant)] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01an3070 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
河鰭 実之, 鈴木 栄 [KAWABATA Saneyuki, SUZUKI Sakae] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
世界人口は今後もさらに増加する見込みで2050年には100億人を突破すると予想されている。人口が最も急速に増えている国の中には最貧国が多く、食糧供給も十分ではない。先進国の農業は、エネルギーや資材を大量に投入し、生産効率の向上と栽培面積の拡大により飛躍的な収量の増加を達成してきた。 しかしこれと同様の手法を人口が急速に増加している地域に適用することは、環境問題とのトレードオフが生じてしまう。栽培面積の拡大は二酸化炭素吸収源である森林・草地・緑地の破壊につながり地球温暖化を加速する。食糧供給の向上を従来のような化石燃料や水資源など資源の大量投入によらずに実現する方法を早急に開発することが農学には求められている。 地球レベルでの人口増加が予想される中、環境と調和した食料生産は達成できるのだろうか。本講義では、カロリー作物に限らず人々の健康維持・生活の豊かさと直結する園芸作物を含め、これからの生物生産について複合的・学際的な問題を総合的に捉えながら解説する。 |
到達基準 |
本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1.持続的植物生産 食糧安全保障 食糧問題と環境問題のトレードオフ フードロス、フードウェイスト 資源の循環 2.屋内農場 植物工場と垂直農業 月面農場から学ぶ 3.環境制御 熱・光・肥料 機能性成分 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
なし |
参考書 |
授業内で適宜提示する。 |
成績評価の方法 |
レポート(授業内で提示する小テストを含む)100% |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
講義終了後,またはe-mail |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/15 13:36:55 |