科目名[英文名]
応用微生物学   [Applied Microbiology]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01bn3022
責任教員 [ローマ字表記]
蓮見 惠司, 鈴木 絵里子   [HASUMI Keiji, SUZUKI Eriko]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
【目的】応用微生物学はバイオサイエンス、バイオテクノロジーの中心をなす領域であり、生化学、分子生物学等を基盤とした多岐にわたる領域を含む。本講義では、微生物に備わる多様な潜在機能を探索し活用してきた事例に基づき、その学問的基礎から応用までの道のりを論理的に理解することを目的とする。
本科目は実務経験のある教員による授業です。担当教員は研究成果実用化のための兼業により、企業での研究開発に携わっている研究者であり、実際の研究開発の現場における実例をあげながら講義を行います。

【概要】生化学、分子生物学、微生物生化学を基礎として、微生物機能の探索と利用について総合的に解説する。特に、アルコール、アミノ酸、ヌクレオシド・ヌクレオチド、抗生物質、生理活性物質、酵素・タンパク質を事例として取り上げる。
到達基準
- 応用微生物学の基礎を理解できる。
- 実用化事例ついて理解できる。
- 微生物の能力が進化の過程と密接に繋がっていることを理解できる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:(B)
履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
【第1回】微生物学、生化学、分子生物学から応用微生物学へ ― 序論
【第2回】アルコール発酵、有機酸発酵
【第3回-第4回】アミノ酸の発酵生産
【第5回-第6回】ヌクレオチド・ヌクレオシド発酵生産
【第7回-第9回】抗生物質
【第10回-第11回】生理活性物質
【第12回-第13回】酵素、タンパク質
【第14回】まとめと展望 ― 最新の研究動向の概説(1)
【第15回】まとめと展望 ― 最新の研究動向の概説(2)
【第16回】筆記試験
履修条件・関連項目
【関連科目】微生物生化学、代謝工学、微生物学、生化学Ⅰ・Ⅱ、分子生物学Ⅰ・Ⅱ、遺伝子工学
予習・復習の学習時間:本学の標準時間数に準ずる
テキスト・教科書
必要に応じて指定します
参考書
1)「応用微生物学」堀越規弘編 (2004) 朝倉書店
2) ”Brock Biology of microorganisms” (10th ed. 2002) Prentice-Hall
成績評価の方法
定期試験(筆記試験)8割,各回の小テスト2割の比率で点数化して成績評価を行う。
教員から一言
微生物の力が私たちの生活や健康に大きな貢献していることが理解できます。
キーワード
アミノ酸,核酸,抗生物質,生理活性物質
オフィスアワー
月曜午後3時から5時までの間をオフィスアワーとして、質問の受付けや学習相談を行います。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/01/06 9:35:04