科目名[英文名]
地球化学   [Geochemistry]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01en1002
責任教員 [ローマ字表記]
梅澤 有, 高田 秀重, 中嶋 吉弘   [UMEZAWA Yu, TAKADA Hideshige, NAKASHIMA Yoshihiro]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
環境に関連する地球化学について3名の教員がオムニバス形式で講義します。

この授業は、全学共通教育科目の「地学」、「地球環境地学」、学科基礎科目の「生態系管理学」、学科専門科目の「大気環境学」、「海洋環境学」、「陸水環境学」、「環境土壌学」で扱う内容と関連した内容を扱います。システム間のつながりを意識して体系的に学習してくことが望ましいです。
到達基準
本講義 の履修を成功裏に完了した学生は、
環境資源科学において基本的な物質循環の理論と地球化学的研究手法を理解できるようになること。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
順番が入れ替わることがありますが、下記の項目を行っていきます。

1.イントロダクション(梅澤)(4/8開催。本論には入りません。早くに終わる可能性もあります)
2.水の循環 (高田)
3.炭素の循環と地球温暖化 (高田)
4.マーカーを使った汚染の解析 (高田)
5.窒素循環と環境問題 (梅澤)
6.リン循環と環境問題 (梅澤)
7.同位体地球科学の基礎 (梅澤)
8.同位体生態学 (梅澤)
9.同位体水文学 (梅澤)
10.同位体汚染化学 (梅澤)
11.大気のための基礎科学入門(中嶋)
12.地球大気の構造(中嶋)
13.オゾン層破壊と温室効果 (中嶋)
14.対流圏の化学反応 (中嶋)
15. まとめ

履修条件・関連項目
高校修了レベルの化学および生物の知識が必要である。
授業時間30時間に加え、授業で配付する資料と教科書を使って本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行う。
関連科目は「地圏環境科学」、「地学」、「環境汚染化学」
テキスト・教科書
各教員が毎回配付あるいは、Classroomや、Moodleにアップする資料を基に講義が行われる。
参考書
Biogeochemistry by Schlesinger (ISBN 0-12-625155-X)
成績評価の方法
各教員から課されるレポート・テスト(50%)と授業参加姿勢(50%)により評価する。
本授業の以前の年度の成績分布は下記のとおりです。
(2021年度 S: 24.6%, A: 61.5%, B: 9.2%, C: 3.1%, D: 1.5%)
(2020年度 S: 15.0%, A: 43.3%, B: 26.7%, C: 10.0%, D: 5.0%)
(2019年度 S: 2.9%, A: 55.1%, B: 37.7%, C: 0.0%, D: 4.3%)
(2018年度 S: 15.2%, A: 65.2%, B: 15.2%, C: 0.0%, D: 1.5%)
教員から一言
基礎的ですが環境問題を理解するのに不可欠な視点・手法を提供します
キーワード
物質循環
オフィスアワー
平日10時〜18時、その他メールでも対応します。
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/04/09 22:23:56