科目名[英文名]
物質生化学   [Biochemistry on Substances]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 01en2011
責任教員 [ローマ字表記]
芳賀 尚樹   [HAGA Naoki]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
この科目は,環境資源科学科の学科基礎科目に位置付けられる.
主要な生体成分の基礎を,構造化学と反応化学の視点から学習する.
到達基準
生体を構成する主要な化合物である糖と炭水化物,脂質,アミノ酸とタンパク質および酵素とビタミン,また生化学反応の基礎を理解することができる.
ディプロマ・ポリシーの観点として,本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照のこと.https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1. 炭水化物〔1〕
2. 炭水化物〔2〕
3. 脂質〔1〕
4. 脂質〔2〕
5. アミノ酸とタンパク質〔1〕
6. アミノ酸とタンパク質〔2〕
7. アミノ酸とタンパク質〔3〕
8. まとめ(中間試験)
9. 酵素とビタミン〔1〕
10. 酵素とビタミン〔2〕
11. 酵素とビタミン〔3〕
12. 生化学エネルギーの発生〔1〕
13. 生化学エネルギーの発生〔2〕
14. 炭水化物の代謝〔1〕
15. 炭水化物の代謝〔2〕
16. まとめ(期末試験)
履修条件・関連項目
全学共通教育科目である2年次前学期の「有機化学」と1年次後学期の「物理化学」をどちらも履修していることを必須とする.
この科目は,予習することを必要としない代わりに,復習に重点を置くこと.
授業外学習時間は,標準の60時間以上必要である.
教科書と講義資料の内容をノートに整理することに加え,演習問題を数多くこなして理解を確実にすること.
教科書は反応機構に関わる記述が不十分なので,参考書に指定している「マクマリー 生化学反応機構」を使って反応機構の理解を深めること.
テキスト・教科書
菅原二三男 監訳,「マクマリー 生物有機化学 生化学編 原書8版」,丸善,ISBN: 978-4-621-30240-8
参考書
【1】 長野哲雄 監訳,「マクマリー 生化学反応機構」,東京化学同人,ISBN: 9784807906482
【2】 田宮信雄・八木達彦 訳,「コーン・スタンプ 生化学 第5版」,東京化学同人,ISBN: 9784807902996
成績評価の方法
中間試験(50%)と期末試験(50%)によって評価する.追試験・再試験は,一切実施しない.
教員から一言
化学の基礎を広く理解していることを前提として講義します.特に有機化学と物理化学は必須です.
この講義は,3年次前学期に開講される「代謝生化学」と対になっており,共通の教科書を使います.どちらか一方だけでは生化学の全分野を網羅できないので,「物質生化学」を履修する場合は必ず「代謝生化学」も履修すること.
キーワード
糖類,炭水化物,脂質,アミノ酸,タンパク質,酵素,ビタミン,生化学エネルギー,代謝
オフィスアワー
可能な限り対応します.メールでの質問は不可.
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/02/21 15:35:06