科目名[英文名] | |||||
資源高分子化学 [Basic Polymer Chemistry for Natural Resource Sciences] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01en2038 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
松下 泰幸 [MATSUSHITA Yasuyuki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 植物バイオマス化学 | メールアドレス |
概要 |
【目的】 プラスチックに代表される高分子はほとんどが人工的に合成されている。また、天然に存在する細胞壁も主要構成成分は高分子である。本講義では、合成高分子と天然高分子の基礎的な知識の習得を目的とする。 【概要】 基本的な高分子材料の合成方法などを概説するとともに、天然高分子の性質、分析法、誘導体化などについても説明する。合成高分子化学の基礎を身に着けるとともに、天然高分子の特徴を理解する。 |
到達基準 |
高分子科学は広範な分野を含む体系であるが、本講義により、高分子の構造や、反応、性質など、高分子化学の基本的な事柄を理解できるようになる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点 本学HP3つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1. 講義の日程、概説 2. 縮合重合 3. 付加重合I(ラジカル重合の基本的な概念) 4. 付加重合II(モノマーの構造と反応性) 5. イオン重合 6. その他の重合(開環重合、乳化重合、界面重合) 7. 高分子の構造、重合度 8. 高分子炭水化物I(モノマーの性質、反応) 9. 高分子炭水化物II(ポリマーの基礎的な構造) 10. 高分子炭水化物II(誘導体化) 11. リグニンI(モノマー構造) 12. リグニンII(重合様式) 13. リグニンIII(分析方法) 14. リグニンIV(反応性) 15. まとめ 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
有機化学、木質資源化学を履修していることが望ましい。 授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
必要に応じて資料を配布する。 |
参考書 |
高分子合成化学(改訂版) 井上祥平著 裳華房 ISBN 9784785330873 木質の形成(第2版) 福島和彦ら 海青社 ISBN 9784860992521 |
成績評価の方法 |
試験100%(学期末に実施。授業で扱った内容を理解し、説明できることが評価のポイントとなる)。 |
教員から一言 |
キーワード |
高分子合成、高分子特性,重合、天然高分子 |
オフィスアワー |
随時(メールで予約すること) |
備考1 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームで確認してください。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/01/13 16:50:19 |