科目名[英文名] | |||||
環境汚染化学 [Chemistry of Organic Pollutants] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01en2042 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
高田 秀重, 水川 薫子 [TAKADA Hideshige, MIZUKAWA Kaoruko] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
・代表的な人為起源有機化合物の構造、性質、分布、動態、影響について講義する。 ・人為起源有機化合物の動態を支配する法則を理解できるように一般則を説明した上で、多数の個別事例を基に説明していく。これを通して、物質の物理化学的性質と挙動が関連していることを教える。 ・人為起源有機化合物のモニタリング、動態研究手法を講義する。 |
到達基準 |
人為起源有機化合物の構造、性質、分布、動態、影響が理解でき、特に動態を物性との関係で体系的に理解できるようになる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1回目:1.概説 概説-1.汚染物質の定義と環境汚染化学の目的 概説-2.汚染物質の発生源 2回目 概説-3.汚染物質の動態と物性(揮発性、疎水性)の関係 3回目 各論-1-1. ポリ塩化ビフェニル(PCBs)、有機ハロゲン化合物の構造と発生源 4回目 各論-1-2. ポリ塩化ビフェニル(PCBs)、有機ハロゲン化合物の物性と挙動 5回目 各論-2. ダイオキシン 6回目 各論-3. 臭素系難燃剤 7回目 各論-4. 多環芳香族炭化水素(PAHs) 8回目 各論-5. 石油汚染 9回目 各論-6. 合成洗剤汚染 10回目 各論-7. フッ素系界面活性剤 11回目 各論-8-1. 環境ホルモン 12回目 各論-8-2. プラスチック汚染と環境ホルモン 13回目 各論-8-3. 海洋プラスチック汚染と環境ホルモン 14回目 各論-9. 医薬品、抗生物質 15回目 モニタリング 国内のモニタリング(環境庁のモニタリング等) 国際的モニタリング(マッセルウォッチ,IPW等) |
履修条件・関連項目 |
高校修了レベルの化学の知識が必要である。 授業時間30時間に加え、授業で配付する資料と教科書を使って本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行う。 関連科目は「地球化学」 |
テキスト・教科書 |
「環境汚染化学」丸善出版 水川薫子・高田秀重著 |
参考書 |
Environmental Organic Chemistry by R.P. Schwarzenbach et al. Wiley-International |
成績評価の方法 |
期末のレポートにより評価する |
教員から一言 |
You may say I’m a dreamer. But, I’m not the only one. I hope someday you will join us. |
キーワード |
汚染物質、環境ホルモン、POPs |
オフィスアワー |
平日10時〜18時、その他メールでも対応します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/22 17:30:41 |