科目名[英文名]
森林資源形成学   [Forest Resource Formation]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01en3047
責任教員 [ローマ字表記]
半 智史, 船田 良, 堀川 祥生, 松下 泰幸, 安江 恒   [NAKABA Satoshi, FUNADA Ryo, HORIKAWA Yoshiki, MATSUSHITA Yasuyuki, YASUE Koh]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
木質バイオマスの形成機構、特に形成層細胞由来の木部細胞の分化や細胞死機構、材質特性の発現機構、細胞壁の形成機構、木部柔細胞の生理機能とその重要性、セルロースの高次構造、植物バイオマス化学、樹木の年輪解析について概説する。
到達基準
木質バイオマスの形成機構、特に形成層細胞由来の木部細胞の分化や細胞死機構、材質特性の発現機構、細胞壁の形成機構、木部柔細胞の生理機能とその重要性、セルロースの高次構造、植物バイオマス化学、樹木の年輪解析について理解できる。

ディプロマ・ポリシーの観点として,本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照のこと. https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/

授業内容
本講義では以下の内容を取り扱う。

1. 木質バイオマスの重要性
2. 木質バイオマスの形成機構
3. 樹木の形成層細胞の分裂と分化
4. 材質育種
5. 木部柔細胞の生理機能とその重要性
6. 心材の特徴とその形成
7. セルロースの結晶構造
8. 植物バイオマス化学
9. 木部の構造と密度
10. 木材組織構造の樹幹内変動(成熟材と未成熟材)
11. 木材組織構造の変動性:重力に対する異常組織の形成
12. 環境変動と樹木の肥大成長
13. 年輪から環境変動を読み取る=年輪年代学
14. 年輪生態学と気候応答解析
15. 年輪気候学、年輪地形学および年輪考古学
履修条件・関連項目
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
講義の際に資料を配布する
参考書
木質の形成(海青社)、木質の構造(文永堂)、あて材の形成(海青社)、生体工学ハンドブック(丸善)
成績評価の方法
レポート50%とテスト50%で評価
教員から一言
一部集中講義で行う
キーワード
木質バイオマス、形成層、細胞壁、年輪解析、材質、セルロース、リグニン、心材
オフィスアワー
特になし
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/07 19:42:34