科目名[英文名] | |||||
住環境構造学 [Housing Structure] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 01en3050 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
北川 洋, 佐藤 敬一 [KITAKAWA Yoh, SATO Keiichi] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
環境資源科学科の物理工学系における応用科目である。一級建築士の北川 洋氏が講師として授業を行う。生物資源〜木材の主要な用途の一つが建築である。そのうち特に住宅は、日本ではその大半が木造で建てられている。そうした身近なものでありながら、小学校以来の学校教育ではまとまって学ぶ機会がない。一方で、建築という行為は、およそ社会のあらゆる事柄と関わり合いがあり、もっとも総合的なものといっても過言ではない。ここでは、なるべく具体的な事柄と関連づけながら、その概要と基礎知識を学ぶ。 |
到達基準 |
建築(住宅)に必要な基礎知識〜(1)図学・(2)建築構造(構法)・(3)建築環境・(4)建築計画・(5)設備計画・(6)建築法規・(7)建築史など〜を最低限理解し、説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 プロローグ 内容の紹介と、「建築とは何か?」について考える。 第2回 製図と図学 設計の具体的な作業である製図の基礎としての図学(図法)の概略と、簡単な演習 第3回 建築環境学 建築に関わる外的・物理的要因〜建築環境〜温熱・光(採光)・音・気候(風雨・寒暖)等について 第4回 建築構造 木造その他の構造の特質と違い、構造設計の概略 第5回 木構造と構法 木構造のうちの伝統構法と在来構法、2×4などの詳細について 第6回 建築計画学 モノの大きさや空間のスケール、平面と立体、動線〜人の動きなどについて 第7回 建築法規 建築に関わる法規(建築基準法その他)について 第8回 見学会 木造建築(主に住宅)の実例を見学する(たてもの園) 第9回 建築史(住宅史)の流れ 主に日本における住宅の伝統と変遷 第10回 世界の木造建築 住宅を中心にした海外の木造建築の紹介 第11回 世界の木造建築(2) 同上(続き) 第12回 建築設備について 建築設備と設計に関わる諸課題について 第13回〜第15回 住宅設計の実例と簡単な演習 ※順序、及び内容は状況により適宜変更することがある。 |
履修条件・関連項目 |
簡単な演習を行うので、定規・コンパスなどが必要になる。 授業時間30時間に加え、課題作成および予習・復習に本学の標準時間数を充てること |
テキスト・教科書 |
特にテキスト等はないが、必要に応じてその都度資料を配付する。 |
参考書 |
参考書は第1回目及び適時に紹介する。 |
成績評価の方法 |
簡単な演習や課題(原則講義時間内)によって評価(100%)する。 出席は基本的にはとらない。 |
教員から一言 |
建築(住宅)と関わりのない人はいないと思うので、少しでも興味があったら、是非受講して欲しい。将来どこかで役に立つと思う。 |
キーワード |
建築、設計、住宅、木造 |
オフィスアワー |
講義時間内。その他での対応を希望する場合は、メールで連絡すること。(kitakawa@(アットマーク)cc.tuat.ac.jp) |
備考1 |
一方的な講義ではなく、双方向のやり取りを重視するので、積極的な参加を期待する。 |
備考2 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームから確認してください。 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/01/27 13:31:58 |