科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01fy100229 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
松本 武 [MATSUMOTO Takeshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 2-104C | メールアドレス |
概要 |
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部、学科、少人数ゼミのクラスなど、様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。 第一部:全学共通プログラム 大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。 第二部:学部独自プログラム 中小型哺乳類をめぐる保全は、生息地の劣化や開発等による分断による個体群の地域絶滅、移入種による個体群の攪乱、人間による密輸入や養殖などの直接的な影響、動物福祉上の問題など、大型哺乳類の保全と異なる側面がある。東京近郊にも、中小型哺乳類(アナグマ、タヌキ、キツネ、イタチなど)が生息する緑地や河川敷が存在する。ゼミでは、国内外の各種哺乳類の事例について文献などを用いて勉強し、保全策について小グループでディスカッションを行う。 |
到達基準 |
1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。 2) このゼミは、テキストの輪読とディスカッション、現地視察によって構成される。テキストの輪読とディスカッションでは、基礎理論を理解し、保全テーマについて自分の意見を述べることができる。現地視察で観察したことをまとめて、文章で表現することができる。 |
授業内容 |
第一部:全学共通プログラム 第1回 大学を知る(I) 大学の歴史の概略。学長、農学部長、工学部長の講話:「農工大で挑戦してほしいこと」など 第2回 大学を知る(II) 学科長の講話:学科紹介 第3回 大学で学ぶ (講義1)アイデンティティの確立と学生生活について:青年期のこころの発達。 (講義2)高校と大学での学びの違い。将来を見据えて長期的かつ計画的に授業履修や留学などを考え、大学生活を俯瞰的に設計することについて。 第4回 本学の社会的取り組み (講義1)エネルギー教育地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み。 (講義2)プラスチック廃棄削減に向けた本学の取り組み「プラスチック削減5Rキャンパス」。 次世代人材育成を目指した課題解決策を導く教育・研究活動。 (講義3)新型コロナウイルス感染症 本学「未来疫学(R)」からの挑戦。 第5回 研究倫理 研究者の行動規範と研究不正について概説する。引用、盗用、剽窃について考える。 第二部:学部独自プログラム 「古典文学に見る森林・林業観」 第6回 ガイダンス 第7回 木の文化を支える林業技術① 第8回 木の文化を支える林業技術② 第9回 輪読 第10回 輪読 第11回 輪読 第12回 輪読 第13回 輪読 第14回 輪読 第15回 まとめ |
履修条件・関連項目 |
全学共通プログラム:授業時間10時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容を振り返り、今後の大学生活の設計や履修計画をたてること。 学部独自プログラム:授業時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
全学共通プログラム:必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。 学部独自プログラム:Urban Carnivore (2010) The John Hopkins University Press. 必要に応じて資料や教材を配布します。 |
参考書 |
全学共通プログラム: ・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦 ・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子 学部独自プログラム:日本の哺乳類学2中大型哺乳類・霊長類(2008.高槻・山極編)東京大学出版会、日本の食肉類(2018.増田編)東京大学出版会 |
成績評価の方法 |
全学共通プログラム(25%分):毎回提示される記述の課題を総合的に判断します。 学部独自プログラム(75%分):レポートと出席 |
教員から一言 |
キーワード |
全学共通プログラム: 問いを立てる 自律学習 |
オフィスアワー |
全学共通プログラム:各担当教員から授業内に案内があります。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/03 10:37:16 |