科目名[英文名] | |||||
測量学 [Surveying] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01rn2023 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山下 恵 [YAMASHITA Megumi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【目的】測量は,正確で精密な地図作成,土地の管理において欠かせない土木技術の1つである。地域生態システム学科の森林科学/農業環境工学プログラムでは,主に林地および農地の整備・管理における測量技術の基本原理を習得することを目的とする。 【概要】 地上測量を主体とし,測量の基本となる距離測量,角測量,水準測量の原理,方法,測定値の処理などの基礎について,計測における誤差と併せて概説する。その上で,地図作成に欠かせない基準点の測量手法の1つである三角・多角測量に詳しく学んでいく。さらに,地理的な空間基盤となるさまざまな地理情報システム(GIS)データ作成のための数値地形測量を学び,地図やGISデータを作成する上で欠かせない基準点の重要性を理解する。 本科目は,実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は測量士の国家資格を持ち,各種地図作成における測量の経験を持つ。授業では,基本原理に加え,実務レベルでの最新技術の動向についても紹介する。 |
到達基準 |
○測量に用いる測器や手法の違いによって生じる計測誤差および求められる位置精度について理解できている。 〇測量の目的に応じた各手法が理解できている。 〇地図・GISデータ作成における基準点の重要性が理解できている。 ○測量士補国家試験(基準点測量,水準測量,地形測量)に準ずる基礎知識に達している。 ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 地球の形(測地基準系・座標系) 第2回 距離測量 第3回 角測量 第4回 水準測量 第5回 測量誤差(誤差の種類・誤差伝播) 第6回 基準点測量①(測量法・基準点・北・方位) 第7回 基準点測量②(三角測量・三辺測量) 第8回 基準点測量③(多角(トラバース)測量) 第9回 基準点測量④(トラバース測量の計算) 第10回 地形測量①(平板測量)/小テスト(計算問題) 第11回 地形測量②(数値地形測量) 第12回 地形測量③(数値地形データの作成) 第13回 面積・体積計算 第14回 最新測量技術と応用 /小テスト(計算問題) 第15回 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間と課題作成にかかる時間に加え,配布した講義資料や参考書を参照し,本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
あたらしい測量学-基礎から最新技術まで- 岡澤・久保寺・笹田・多炭・細川・松尾・三原共著 コロナ社 A4用紙数ページ(pdf)をGoogle Classrooomにて配布します。各自,印刷して利用してください。 |
参考書 |
成績評価の方法 |
平常点を20%,レポート・小テスト・試験を80%として総合評価する。 |
教員から一言 |
精度の高い地図作製や3D計測において基準点は不可欠です。測量の基礎を習得することで,地理空間を"はかる"応用分野は広がります。 |
キーワード |
測量誤差,水準測量,基準点測量,地形測量,GISデータ作成 |
オフィスアワー |
質問等は,授業終了後,または,GoogleClassroom等で受け付けます。 |
備考1 |
測量士補国家資格取得のための履修指定科目 |
備考2 |
参照ホームページ |
国土地理院 http://www.gsi.go.jp |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/01 12:05:35 |