科目名[英文名] | |||||
地域社会システム調査実習 [Practice on Eco-social Investigation] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01rn2088 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
竹本 太郎, 朝岡 幸彦, 榎本 弘行, 澤 佳成, 大倉 茂, 秦 範子 [TAKEMOTO Taro, ASAOKA Yukihiko, ENOMOTO Hiroyuki, SAWA Yoshinari, OHKURA Shigeru, HATA Noriko] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
持続可能な社会を実現するためには、人々が暮らし・働く地域社会そのものが持続可能でなければなりません。急激な開発や過疎化・過密化によって多くの地域社会が、そのコミュニティとしての機能と農地を失いつつあります。この授業では、持続可能な地域社会を実現するために何が求められているのかを、社会調査の実習を通して学びます。 2022年度の調査テーマを「都市近郊農業と農家の現状と課題ー多摩に生きる農家の誇り」とします。本学のキャンパスがある東京都多摩地域は都心の郊外にあって比較的多くの農地が残り、都市近郊農業が営まれています。しかしながら、市街化区域にある都市緑地として次第にその規模が縮小していることも事実です。この東京都多摩地域(府中市、小金井市、調布市)における農業の実態とそれを支える農家の皆さんの誇りと課題を、各種資料の収集・分析とともにインタビューして地域の記録としてお返しします。 |
到達基準 |
東京都多摩地域(府中市、小金井市、調布市)という特定の地域における農業・農家調査(機関調査・面接調査・参与観察・ワークショップなど)を通して社会調査の基本的な手法を身につけるとともに、地域の課題に取り組む住民や行政の姿が理解できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
今年度の地域社会システム調査実習は、東京都多摩地域(府中市、小金井市、調布市)をフィールドとする。 (Ⅰ)調査計画をつくろう (1)調査課題の整理、班分け(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/8 (2)調査計画をつくる①(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/15 (3)調査計画をつくる②(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/22 (4)調査計画をつくる③(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=6/29 (Ⅱ)調査表をつくろう (5)調査票をつくる①(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=7/6 (6)調査票をつくる②(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=7/13 (Ⅲ)直前準備 (7)調査準備の確認(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)=7/20 調査行程確認、その後、調査票印刷 7/27 【本調査】本調査(朝岡・榎本・澤・竹本・秦・大倉)(8/1〜7の7日間のうち15世帯程度の訪問調査。対象者と調整。) 【調査現地報告】報告書配布を行う。 |
履修条件・関連項目 |
地域社会調査法 必要な学習時間数は、本学の標準時間数に準ずる。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
日本文化人類学会監修『フィールドワーカーズ・ハンドブック』 S・B・メリアム『質的調査法』 和田信明・中田豊一『発展途上国の人々との話し方』(みずのわ出版) その他、授業中に紹介 |
成績評価の方法 |
調査票の作成及び調査準備への主体的な関わり方(50%)、調査報告書(50%)によって評価する。 |
教員から一言 |
住民とともに活動し、学ぶことの楽しさを味わってください。 |
キーワード |
地域社会、フィールドワーク、農山村、質的調査法、参与観察 |
オフィスアワー |
随時(メールで予約)。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/29 21:50:54 |