科目名[英文名] | |||||
砂防工学 [Erosion Control Engineering] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01rn3058 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
白木 克繁 [SHIRAKI Katsushige] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
山地流域の渓流部における土砂の生産、移動、堆積現象を理解するとともに、それらにより発生する土石流等の土砂災害および河川部における土砂移動に伴い発生する洪水等の災害の実態を理解する。また、土砂災害、洪水等による災害を防止・軽減するためのハードおよびソフト対策を実施するために必要な調査、計画、施設設計、施設の施工、施設の維持管理等の技術について習得する。 授業では、水理学基礎、構造力学(応用力学)基礎、土質力学基礎、水文学基礎を学習する。 |
到達基準 |
山地流域の渓流部における土砂の移動機構とそれらによって発生する災害の形態、ならびにそのような災害を防止・軽減する手法について総合的に理解する。安全・安心な国土を維持するためには多様なハードおよびソフト対策を実施することが必要であることを理解する。 ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 砂防工学授業の概要 第2回 渓流工(調査・計画) 第3回 渓流工(砂防基本計画) 第4回 渓流工(砂防堰堤の計画) 第5回 渓流工(砂防堰堤の設計) 第6回 水理学および構造力学(応用力学)基礎 第7回 地盤工学・土質力学基礎 第8回 (砂防計画学実習・日光砂防施設見学) 第9回 土石流(流動の特徴) 第10回 土石流(土塊の安定を含む) 第11回 土石流(対策とモニタリング) 第12回 斜面の安定と地すべり対策 第13回 斜面の安全率 抑止工と抑制工 第14回 地震と火山 第15回 まとめと最終試験 予備日 |
履修条件・関連項目 |
水文学、山地保全学を履修することが望ましい。 授業履修については、予習・復習(授業外学習)を行ってください。 必要な学習時間は「本学の標準時間数」に準じます。 |
テキスト・教科書 |
なし(講義中資料を配布) |
参考書 |
「山地保全学」小橋澄治編、文永堂出版 「森林・林業実務必携」朝倉書店 「保全砂防学入門」電気書院、林 拙郎 著 |
成績評価の方法 |
平常点3割(授業内小テストおよびレポート等課題)、総合試験7割とする。 |
教員から一言 |
公務員試験過去問題も教材として活用します。 |
キーワード |
水理学、構造力学、土質力学、水文学、斜面災害、洪水災害、防災、減災 |
オフィスアワー |
特に設けていませんので、メールにて教員までご連絡ください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/01/31 15:44:23 |