科目名[英文名]
熱工学   [Thermal Engineering]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01rn3063
責任教員 [ローマ字表記]
帖佐 直, 川越 義則   [CHOSA Tadashi]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
作物の栽培、家畜の飼養、農産物の加工調製では、温度の管理が重要で、熱移動に関する知識が求められます。本講は熱環境に関わる問題と熱エネルギーの上手な利用法について考える専門分野の基礎科目です。熱の性質と伝熱工学の基礎理論および農業分野における応用例について講述します。
到達基準
・熱移動現象のとらえ方と数理表現を理解できること。
・伝熱工学の理論式を用いて、温度分布、移動熱量等を計算できること。

ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1講 授業概要、エネルギーと熱環境問題
第2講 熱の性質と伝熱工学
第3講 熱伝導に関する基礎
第4講 平行平面板の熱伝導
第5講 円管の熱伝導
第6講 演習問題の解法1(レポート課題)
第7講 非定常熱伝導
第8講 熱伝導方程式の解法と利用
第9講 対流熱伝達の基礎
第10講 対流熱伝達における無次元数の意味と役割
第11講 熱通過の問題をどう扱うか
第12講 演習問題の解法2(レポート課題)
第13講 熱放射の基礎
第14講 熱放射の応用問題
第15講 地球の熱環境・試験

履修条件・関連項目
本学の標準時間数に準ずる学習時間を確保すること
テキスト・教科書
一色尚次・北山直方:伝熱工学、森北出版
参考書
成績評価の方法
授業参加度/貢献度/平常点30%、レポートおよび試験70%
レポート・試験で、到達基準の達成度を評価する
教員から一言
熱移動現象をしっかり理解できれば、消費エネルギーを半減できる。
キーワード
熱エネルギー、熱移動
オフィスアワー
火曜日午後4時以降
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/22 23:46:16