科目名[英文名]
農業市場学   [Agricultural Marketing]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 01rn3067
責任教員 [ローマ字表記]
林 瑞穂, 新井 祥穂   [ARAI Sachiho]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
「農業市場学」では,農業市場を構成する5つの関連市場のうち,中心的な市場である農産物市場を取り上げて,当該市場の歴史的展開,経済的意義,及び諸課題について解説する。
生物生産学科の専門科目の農業経営経済系科目の一つであり,農業・食料の特色を踏まえた社会科学的分析を指向する,学生の履修を歓迎する。
到達基準
「農業市場学」では,農産物流通の基礎を学ぶとともに,農産物の流通構造がもたらす生活に対する影響について考察する。

本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。

ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1回:ガイダンス
2回:農業市場学の概観
3回:(理論)農産物流通の仕組み
4回:(理論)フードシステムにおける垂直的調整
5回:(理論)グローバルバリューチェーン分析
6回:(理論)開発経済論
7回:日本における規制緩和と農産物市場の構造変化
8回:日本における品目別にみた農産物市場の構造変化-コメ・大豆
9回:日本における品目別にみた農産物市場の構造変化-畜産
10回:WTO体制成立と世界における農業自由化路線
11回:多国籍企業による飼料・畜産インテグレーション
12回:国際的に展開する我が国のアグリビジネス企業の動向
13回:日本の食料安全保障
14回:ブラジルにおけるアグリビジネスの動向
15回:総括

※進捗や希望状況によって変更の可能性あり
履修条件・関連項目
授業時間 30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と 復習を行うこと。
テキスト・教科書
・特定のテキストは使用しないが,参考書を読むことを希望する。
・オリジナル資料をclassroomに掲示するので予習と復習の参考にすること。
・プリントは配布しない。各自,パソコン等にダウンロードして授業に臨んでください。
参考書
日本農業市場学会企画『講座・今日の食料・農業市場』Ⅰ〜Ⅴ巻,筑波書房,2000
藤島廣二・安部新一・宮部和幸・岩崎邦彦著『新版 食料・農産物流通論』筑波書房,2012
日本農業市場学会編集『農産物・食品の市場と流通』筑波書房,2019

成績評価の方法
成績評価:レポート70点,ミニテスト15点,リアペ15点,合計100点で評価する。
教員から一言
受講者の能動的姿勢を大事にしたい。
キーワード
農産物市場,農産物価格,自由貿易,多国籍企業,食料安全保障
オフィスアワー
質問等にはメールで随時対応します。
備考1

備考2
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/04/20 15:13:08