科目名[英文名] | |||||
生態水理学 [Ecohydraulics] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 01rn3068 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
福田 信二 [FUKUDA Shinji] | |||||
所属 | グローバルイノベーション研究院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
2年後期に開講した水理学では、力学的な側面から、水の流れについての基礎的な事項に関する講義であり、静水圧から定常流の不等流の基本について理解ができることを目標とした。本講義では、水理学の講義内容を補足し、さらに理解を深めるために演習形式を取り入れて講義する。 |
到達基準 |
・演習問題を解くことにより静水圧から等流・不等流計算といった水理学の基本を理解できる。 ・水生生物の生息環境評価に必要となる水理解析と生息環境評価の基本を理解できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
以下の項目の演習問題を解いて、それを解説する。その際、プログラミングによって数値計算を実行し、解を照合することにより、理解を深める。 (ノートパソコン必携) 1.ガイダンス、生態水理学概論 2.Rによるプログラミング 3.平面に作用する静水圧 4.曲面に作用する静水圧 5.トリチェリーの定理 6.跳水と比エネルギー 7.開水路の等流計算 8.管水路の水理計算 9.開水路の水面形 10.河川・水路における生物生息環境評価概論 11.河川・水路の物理環境に基づく生息環境評価 12.河川・水路における水理解析(1次元) 13.河川・水路における水理解析(2次元) 14.河川・水路における生物生息環境シミュレーション 15.生物生息環境評価の成果発表 複断面水路の流量計算 ・排水時間 ・単線管水路 ・分岐・合流管 ・一般河川の径深 ・限界水深と等流水深 ・水面形の計算 ・管水路の非定常流計算 |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や国際学術論文、国際機関などが発行する報告書、参考書などを参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
演習問題ならびに資料はGoogle classroomにアップロードする |
参考書 |
土木の基礎固め 水理学 二瓶泰雄(著)・宮本仁志(著)・横山勝英(著)・仲吉信人(著)(講談社) 絵とき 水理学 粟津清蔵(監修)・國澤正和(著)・西田秀行(著)・福山和夫(著)(オーム社) 水理学演習 椿東一郎・荒木正夫著(森北出版) |
成績評価の方法 |
授業での取り組みおよび演習課題のレポートに基づく評価 |
教員から一言 |
水理学は理解することが難しい学問の一つではあるが、講義・演習・実験の三位一体で受講することにより、水理学の理解が格段に深まる。 |
キーワード |
水理、数値計算、数値実験、プログラミング |
オフィスアワー |
随時。事前にメールで連絡することが望ましい。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/02/26 23:51:47 |