科目名[英文名]
社会学   [Sociology]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 020023
責任教員 [ローマ字表記]
辻井 敦大   []
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
私たちは、人と人とがつながって作られている「社会」のなかで生きています。この「社会」は、目には見えませんが、私たちが何かを考え、行為する時に大きな影響を及ぼしています。この講義では、私たちが今を生きている「社会」を捉える道具として、社会学的なものの捉え方を紹介します。
この講義は、グローバル教養科目群のなかの人文・社会科学科目として位置付けられている。
到達基準
・古典的な社会学理論の概要を説明することができるようになる。
・身近な社会現象・社会問題を社会学の視点から考察することができるようになる。

主な目標(科目別目標一覧対応): 自主性・自律性◯、異文化理解◯、国際感覚◯、知の開拓能力◎、教養倫理◯、科学技術系学識◯
授業内容
第1回 授業のガイダンス
第2回 社会学とは何か
第3回 社会学理論と社会調査の系譜①
 ─カール・マルクスの社会理論と近代─
第4回 社会学理論と社会調査の系譜②
 ─カール・マルクスの社会理論と社会学の視点─
第5回 社会学理論と社会調査の系譜③
 ─マックス・ヴェーバーの社会学と近代─
第6回 社会学理論と社会調査の系譜④
 ─マックス・ヴェーバーの理解社会学─
第7回 社会学理論と社会調査の系譜⑤
 ─エミール・デュルケムの社会学と近代─
第8回 社会学理論と社会調査の系譜⑥
 ─ピエール・ブルデューの社会学─
第9回 社会学理論と社会調査の系譜⑦
 ─ゲオルグ・ジンメルの社会学─
第10回 社会学理論と社会調査の系譜⑧
 ─アメリカとシカゴ学派の社会学─
第11回 現代社会と家族・ジェンダーの社会学
第12回 現代社会と産業・労働の社会学
第13回 現代社会と科学技術の社会学
第14回 現代社会と文化・宗教の社会学
第15回 まとめ
履修条件・関連項目
学習管理システム(LMS)を使用する。
授業時間30時間に加え、後述の参考書や補助資料を活用して本学の標準時間数に準じた予習・復習を行うこと。
テキスト・教科書
授業で随時、参考資料を配布する。
参考書
Ken Plummer, 2016, Sociology: The Basics, Routledge.(2021,赤川学監訳『21世紀を生きるための社会学の教科書』筑摩書房.)
玉野和志編,2016,『ブリッジブック社会学〔第2版〕』信山社.
出口剛司,2019,『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』角川書店.
成績評価の方法
LMSを通じて出す小課題(30%)、および最終課題(70%)による。
教員から一言
日々の生活で体験、経験することを常に講義内容を関連させて考えてみてください。
キーワード
社会学、社会学史、社会学理論、社会調査
オフィスアワー
非常勤講師のため、質問など用件がある方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。fs2482@go.tuat.ac.jp(辻井敦大)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/25 15:21:40