科目名[英文名] | |||||
体力学実技 [Physical Fitness Exercise (Practical)] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 020139 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
田中 秀幸, 小谷 泰則 [TANAKA Hideyuki, KOTANI Yasunori] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | 12-427 | メールアドレス |
概要 |
豊かで健全な社会生活(大学生活含む)を営むための身体的な基盤となる健康関連体力を自己管理する方法を実習することを目的とし,スポーツ健康科学科目として位置づける。健康関連体力や運動能力を測定し,自己の体力レベルに適したエクササイズを行なう。体力トレーニング法の実技に加えて,各種スポーツ種目の特性を活かしたエクササイズ実技を行う。各自の授業成果を分析し,考察する(レポート課題)。 |
到達基準 |
体力の客観的評価方法と健康の自己管理手法を修得する。具体的には, 1) 体力診断テストに基づく自己の健康関連体力の現状の把握(Check),健康関連体力維持増進のためのエクササイズの計画(Plan)と実行(Do),エクササイズ効果の検証=体力の再診断(Check),運動習慣を確立するためのエクササイズ内容の見直し(Action)という『健康関連体力マネジメントサイクル』の考え方を理解できる。 2) 健康関連体力マネジメントサイクルを実際に経験することにより,エクササイズによる健康の自己管理スキルを修得する。 主な目標(科目別目標一覧対応): 自主性・自律性◎,課題探求,問題解決◎,コミュニケーション○,文章表現○,教養倫理○ |
授業内容 |
第1回:健康関連体力マネジメントサイクルの概念理解(講義と演習) 第2回:体力診断テスト【トレーニング期開始前のプレテスト】(実技) 第3回:体力トレーニングの基本的原則と運動強度の設定方法(講義と演習) 第4回:全身持久力・筋力トレーニングの実践①(実技)〜心拍数を用いた運動強度の設定法を学ぶ 第5回:全身持久力・筋力トレーニングの実践②(実技)〜自重による筋力トレーニング法を学ぶ 第6回:全身持久力・筋力トレーニングの実践③(実技)〜ケガの予防法を学ぶ 第7回:全身持久力・筋力トレーニングの実践④(実技)〜運動強度の調節法を学ぶ 第8回:全身持久力・筋力トレーニングの実践⑤(実技)〜自覚的運動強度と心拍数の関係性を学ぶ 第9回:全身持久力・筋力トレーニングの実践⑥(実技)〜熱中症の予防法を学ぶ 第10回:全身持久力・筋力トレーニングの実践⑦(実技)〜気温と生理反応(例えば,心拍数)の関係性を学ぶ 第11回:全身持久力・筋力トレーニングの実践⑧(実技)〜継続的にエクササイズを実践する方法を工夫する 第12回:全身持久力・筋力トレーニングの実践⑨(実技)〜やる気の出る運動実践法を工夫する 第13回:体力診断テスト【トレーニング期終了後のポストテスト】(実技) 第14回:体力診断テストデータおよび体力トレーニング実践記録データの分析法を学ぶ(講義と演習) 第15回:総括 -生涯スポーツの実践に向けた運動習慣化の工夫(実技) ※体力診断テスト(プレテスト,ポストテスト)では次の内容を実施する。 a)体格・身体機能:身長,体重,座高,体脂肪率,その他 b)体力:握力,長座体前屈,上体起こし,反復横跳び,立ち幅跳び,20mシャトルラン,その他 c)運動能力(プレテストのみ,年度により実施しない年もある):50m走,ハンドボール投げ,その他 |
履修条件・関連項目 |
スポーツ健康科学科目群のうち,卒業に必要な1単位の必修科目である。 授業時間30時間と課題・レポート作成時間5時間程度に加え,配布資料や紹介した参考書を用いて本学の標準時間に準ずる予習と復習を行うこと。 各学科毎に指定された曜日・時限内で履修すること。 関連科目として,スポーツ健康科学理論(2単位)と生涯スポーツ実技(1単位)がある。 |
テキスト・教科書 |
特に指定はない。 |
参考書 |
参考書や資料等は,必要に応じて授業中に紹介する。 例:「究極の科学的肉体改造メソッド・タバタ式トレーニング」,田畑泉,扶桑社. 「ストレングストレーニング&コンディショニング第3版」,金久博昭, 岡田純一監修,ブックハウスHD. |
成績評価の方法 |
成績評価は,平常点,実技点,レポート点の合計点(100%)により行う。 1. 平常点(40%) 体力診断テストを含む定期的な身体運動の実践度を評価する。毎回,心身のコンディションを整え,授業時間を通じて主体的に身体運動を行いましょう。 2. 実技点(30%) 毎回のエクササイズとスポーツ実技の両方に積極的に取り組みましょう。評価の観点として次のような例がある。 ・エクササイズを正しく理解し,適切に実施する ・エクササイズの内容や結果を正確に記録する ・適切に用具を使用し,自分自身や他の学生の安全に留意する ・ルールを正しく理解し,他者と協調して実技に取り組む 3. レポート点(30%) 体力診断テストとエクササイズの記録からレポートを作成する。評価の観点として次の例がある。 ・体力診断テスト結果に基づき,体力の特徴を記述する ・客観的視点で体力評価を行い,エクササイズの効果を科学的に考察する ・今後のエクササイズプログラムやライフスタイルをデザインする |
教員から一言 |
授業当日の心身状態や服装が不適切な場合,実技への参加を認めないことがある(履修案内,スポーツ健康科学科目の項を参照)。 |
キーワード |
健康,体格・身体機能,体力要素,運動能力,エクササイズプログラム |
オフィスアワー |
可能な限りいつでも対応するが,あらかじめメールでコンタクトを取ることが望ましい。 |
備考1 |
体力診断テストは体育館で行うので,体育館専用シューズを必ず持参すること。大学で指定するシューズやウエアは無い。運動に適した用品(高校時代に使用していたものでもよい)を用意すること。 |
備考2 |
Google Classroomクラスコード 34aeudk |
参照ホームページ |
https://classroom.google.com/c/NDc4Nzg0NDI5MzI1 |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/08 15:10:16 |