科目名[英文名]
技術者倫理   [Engineering Ethics]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 020197
責任教員 [ローマ字表記]
坪井 秀夫   [TSUBOI Hideo]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
技術者に必要な倫理について学ぶ授業です。将来技術者になったときのために、倫理に関する知識を習得し、自分の頭で考える習慣を身につけ、そして技術者倫理に則った考えができるようになるための授業です。
教養教育のグローバル教養科目群に区分される理系教養科目として開講されます。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は技術士(応用理学部門)として技術者倫理に則って活動しております。授業は、装置の研究開発、設計および製造という担当教員の実体験を活かして行われます。

Googleクラスルームコード:7eegg4z
到達基準
技術者に必要な倫理に関する知識や考え方を身につけること。世の中の情報について、その情報の信頼性を調査する等の能力を身につけること。および、論理的にも倫理的にも正しい分析や判断ができるような能力を身につけること。これらを到達基準とします。

科目別目標:自主性/自律性、リーダーシップ/調整能力、国際感覚、教養倫理、科学技術系学識
授業内容
第1週  モラルへのとびら
第2週  技術者と倫理
第3週  組織の中の個人の役割
第4週  組織上の人間関係
第5週  倫理実行の手法
第6週  技術者のアイデンティティと技術者の資格
第7週  法的責任とモラル責任、外為法など
第8週  コンプライアンスと規制行政
第9週  論文捏造(ねつぞう)はなぜ起こるのか? -その1-
第10週 論文捏造(ねつぞう)はなぜ起こるのか? -その2-
第11週 説明責任
第12週 警笛鳴らし(または内部告発)
第13週 環境と技術者
第14週 技術者の財産的権利
第15週 総括
試験
履修条件・関連項目
なし
授業時間30時間に加え、参考文献を参照して本学の標準時間数に準ずる予習復習を行うこと。
テキスト・教科書
なし
参考書
杉本泰治、高城重厚 共著:「第五版 大学講義 技術者の倫理 入門」丸善、平成28年、など。参考書は授業で紹介します。
成績評価の方法
・試験とレポートで全体の80%とします。
・平常点を全体の20%とします。
・出席について:11日以上(70%以上)の出席を合格の条件とします。
教員から一言
学生のみなさんには、将来、優秀な技術者、高い倫理観を持った技術者になってもらいたいと思います。近年、技術者・研究者としての素養の欠如が目立つ出来事が増えているように思います。技術者として立派に生きてゆくために、さまざまな問題を取り上げ、いろいろと考えていただきます。
キーワード
技術者、エンジニア、モラル、倫理、技術者倫理、組織、不正行為、論文捏造(ねつぞう)、改ざん、警笛鳴らし
オフィスアワー
非常勤講師なので、質問や相談したいことがあったら、授業の後で教壇のところまで来てください。
備考1
新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。
備考2
この科目は、非常勤師が担当します。非常勤師の任用が確定したのちに本シラバスが修正された場合、修正されたシラバスが正式なシラバスとなります。
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/10/03 23:02:32