科目名[英文名]
ベンチャービジネス論   [Introduction to Venture Business]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 020204
責任教員 [ローマ字表記]
深沼 光   [FUKANUMA Hikaru]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
 ベンチャービジネスや起業に関して、ファイナンス、マーケティングなど関連するトピックスを含めて、その概観を学ぶ。
 本科目は、グローバル展開科目群の発展教養科目として開講される。また、本科目は実務経験のある教員による授業である。
 担当教員(非常勤)は、毎年約3万件の新規開業企業に融資を行っている政府系金融機関の職員で、支店で創業融資・債権回収を経験した後、同機関の研究所で長年ベンチャービジネスや起業の研究を行っており、数多くの創業事例を蓄積している。また、米国で経営学管理修士号(MBA)を取得しており、その際、現地ITベンチャーでのコンサル研修も経験している。
 講義では、こうした経験を踏まえ、理論だけではなく、実際の企業のケーススタディを紹介することで、理解度を高める。

クラスコード:vcjjves
到達基準
 ベンチャービジネスや起業について理解を深めるとともに、関連分野であるファイナンス、マーケティングも含めた、社会人として基礎となるビジネスの知識を習得し、研究の場や実社会での問題解決ができる能力を獲得する。

・科目別目標:自主性・自律性○、課題探求・問題解決○、教養倫理◎、科学技術系学識○ 
授業内容
第1回 ベンチャービジネスと起業 (日本における創業の実態とその役割)
第2回 大学とベンチャービジネス (大学とベンチャービジネスの関係・産学連携)
第3回 起業活動の特徴 (既存企業と新規開業企業の違い特徴)
第4回 事業機会の発見と評価 
第5回 ビジネスモデルの構築
第6回 ファイナンス (割引現在価値)
第7回 ファイナンス (プロジェクトの可否判断)
第8回 ファイナンス (応用)
第9回 マーケティング (セグメントとターゲット)
第10回 マーケティング (マーケティングリサーチとマーケティングミックス)
第11回 人材の確保・育成
第12回 競争戦略 (競争市場のなかでの生き残り経営戦略)
第13回 成長戦略とリスク (成長企業の課題と戦略)
第14回 海外展開とリスク (海外進出の課題と評価方法)
第15回 総まとめ
履修条件・関連項目
履修対象は、2年次〜4年次とする。
授業時間30時間に加え、配布する資料を参照して本学の標準時間数に準ずる予習復習を行うこと。
テキスト・教科書
特に定めない。
参考書
特に定めない(必要に応じ授業中に紹介する)。
成績評価の方法
期末試験 70% 小テスト (またはレポート) 30% 
ともにベンチャービジネスを含むビジネスに関する基礎的な知識と実社会への応用力を確認する
教員から一言
実際のビジネスに関する話題を、ケーススタディなどを通じて幅広く提供する予定です。
キーワード
ベンチャー 起業 創業 経営学
オフィスアワー
担当教員は非常勤のため本校に研究室がない。相談等あれば、授業後に直接、または電子メールで連絡すること(メールアドレスは授業中に連絡する)。
備考1
新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。
備考2
この科目は、非常勤師が担当します。非常勤師の任用が確定したのちに本シラバスが修正された場合、修正されたシラバスが正式なシラバスとなります。
参照ホームページ
https://www.jfc.go.jp/ (担当教員所属企業)
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/10/03 9:04:20